初見奏の練習をしよう!順番に教えます。

ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。
今日は、初見奏の練習についてです。
初見奏の練習では、
・指がスラスラ動く事
・ブラインドタッチが出来る事
・譜読みが出来る事
この事が必要かなと思います。
初見奏の練習方法
ピアノ演奏の基礎は、上手になったら取り組もうというものは全くなくて、最初から出来るように少しづつ進めようというものが殆どです。
まずは、ピアノ指を作る
演奏フォームがしっかりと出来るようになってきたら、テクニック本や基礎教材を使って指がスラスラと動かせるようにします。
テクニック本や教材もいろいろありますから、
ご自分に合ったものやお習いの先生のおすすめ本を使ってみてくださいね。
テクニックの本は、どうしても使わないといけないというものではありませんが、指を動かすにはドリルドリルです。
注意して頂きたい事は、取り組んでいる曲の【通し練習】とは違うので、それはやめてください。
次にブラインドタッチ。
次は、ブラインドタッチが必要です。
ブラインドタッチも、練習が必要だけど、お気軽な方法をちょっとお伝えしちゃいますね。
指の番号が書かれたカードを5枚準備します。
これを適当に並べて、これを見ながら、手元を見ないで鍵盤上で指を動かします。
まずは、たったこれだけです。
ですが、侮るなかれです。
これだけでも難しく感じる方もいるはず。
まずは、最初の一歩!なので、やっぱりだまされたと思ってやってみてくださいネ。
手元を見ない。
何回か繰り返したら、番号の順番を変える。
すらすら出来るように繰り返す。
この方法で、場所はわかるんだけど、動かす指もわかるんだけど、でも指を動かすのがぎこちない場合、
まだピアノ指になっていない事が考えられるので、一つ前に戻って、指がスラスラ動かせるようにテクニック曲の練習をしてみましょう。
1もどる・・・。
さくらさん
ふにゃあ・・
ネコ太郎
がっかりする必要なありませんからね~。
何をすればいいのかわかっている方が、取り組みやすいですね。
ここがクリアできたら、また、戻って来て、【お気軽ブラインドタッチ習得】の練習をします。
番号を使ってのブラインドタッチの練習は、譜読みがまずまずでも、ブラインドタッチが出来ていなくても大丈夫。
ブラインドタッチの練習は、曲を覚えて弾く事が常になっている方にも有効な方法なので、ぜひ、取り組んでみてください。
これだけの音の幅でも、間隔がつかめると他の鍵盤の所も同じ幅なので、取り組みやすいです。
覚えて弾くという事を最初からされている方は、ブラインドタッチが不安でしょうがないと思います。
ですが、まずは、手元を見ないで弾く事に慣れる必要がありますから、意識して、覚えずに弾く事を心掛けてみましょう。
とたんに頭がフル回転するのがわかります。
生徒さん達も意外と弾けたりする事があって、弾きミスが減るんです。
これって、見ている所だけしか頭に入って来なかった事が、見ない事で、鍵盤の感覚・間隔をつかみやすくなるんだと思います。
まずは、最初の一歩ですよ~!
次は譜読み
番号を使ったブラインドタッチの練習では、まず感覚・間隔をつかむ事、指がスラスラ動く事を目的にしていたので、この事が出来るようになったら、譜読みも合わせて取り組みます。
ブラインドタッチの練習をしながら、譜読みの練習にも取り組みます。
楽譜を見て、一瞬で音を音楽を読み取る練習です。
私のレッスンでは、絶対にドレミを書かない。
そのうちに読めるようにするために対策を取るというのがモットーです。
この事は、次に生徒さんが、初見奏に取り組もうと思われた時、つまずかないための最大の手立てです。
そして、初見奏に取り組まなくても、だんだんと新しい曲に移っていくのが楽になるでしょう。
譜読みの練習では、一瞬で楽譜から音とリズムを読み取って、その通りに指を動かさないといけないです。
なので、初見奏の練習は、かなり難しい事だと思っています。
ですが、基礎の部分を積み上げていけば絶対に出来るはず。
譜読みは面倒くさいから、ドレミを書こう!
とか、
音楽を覚えないと弾けないから覚えちゃおう!
とか、
ブラインドのタッチは出来ない
と言ってるうちは、初見奏は出来るようにならないと思います。
出来るようになりたいのなら、今日からここに書いていある事を実際にやりましょう。
必ず、出来るようになります。
頑張ってくださいね。
今日もおよみくださって、ありがとう!
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