机上練習や指のストレッチは隙間時間で充分。短い時間で有効な方法をお伝えします。

指のストレッチ ぴぴピアノ教室 練習方法

こんにちは。いのうえちづよです。

指の練習にもストレッチというのがあります。スポーツ選手が、ランニング前の準備体操をするのと一緒。

ピアノは、実はお上品なものではなくて、かなり体力を使って全身の力を使い果たして弾くので、風邪を引いたりして、休んでいる時は、とても弾けたものではありません。体力気力ともに充実させて楽しんでくださいね。

そして、短い時間で効率よく練習するためには、始める前にストレッチがおすすめです。

ピアノ演奏の為のストレッチは隙間時間でしよう。

ストレッチは、特に時間を設定する必要はなくて、

  • お風呂が貯まるまでの間
  • 電車で、次の目的地までの間
  • 考える時

等など、スキマ時間を使ってするのが、おすすめです。

やりすぎは禁物ですからね。

ピアノを弾くためのストレッチ

ピアノ演奏でのストレッチの場所は、指です。もっとかみ砕いて言うと指と指の間です。

 

和音ってありましたね。2つ以上の音が重なったものです。その和音を弾く時、それからすごく離れている分散和音などを弾く時、指が広がっている方がやりやすいです。

例えば、8度離れている音を弾く場合、8度と言えば、ドから8個上のドの音ですから小指と親指で演奏しますね。↓

2019.3.9-3

 

 

指が生まれつき柔らかい人っています。

反対に、広がらない人、指が固い人っています。

 

体が堅い人もいるんですから、指が固い人がいて当たり前。

これは、ストレッチで補いましょ。

 

これは隙間時間で出来ます。

電車に乗っている時、テレビを見ながら、煮込みシチューを作っている間。
十分すぎる時間です。

 

でもね、やりすぎはよくありませんからね。

 

いいと聞くとそれしかしない方がいますが、それはストレッチじゃなくて、指が痛くなる原因です。
それぞれの指の間を伸ばす事を2.3回で十分です。

ドリル|ストレッチ

まずは、2の指と3の指の間を横にゆっくり広げて少しの間静止。↓


次は、3の指4の指の間を広げて、少しの間静止。

最後は4の指と5の指を広げて、少しの間静止。↓

 

 

次に、左右の5本指を突き合わせて、ぎゅうーと押さえてみましょう。↓

 

 

たったこれだけでも、和音や離れている音が弾きやすくなります。

まめにストレッチして、弾いてみてくださいね。

 

まとめ

ピアノの指のストレッチは、スポーツを行う時同様、とても有効です。

特に時間や場所も選ばないので、隙間時間で出来ます。

そして、ストレッチした直後は、驚くほど指が用意に広がります。
生徒さんが、実証済みです。

ぜひ、お試し下さいね。