三連符演奏で注意して欲しい重要なポイントを2つご紹介します
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ぴぴオンラインピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】講師 /中学校の音楽の先生→ピアノ講師/ピアノ指導歴20年/姶良市にて常時60人近くの生徒さんとレッスン/令和2年より鹿児島市でオンラインレッスンを展開/趣味は手作り教材作り/主にコード奏の事と演奏のコツ、教室経営に役立つ事を書いています。
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
私、三連符を弾く時、手が上下してしまって、滑らかに弾くことが出来ないんです。
困ったさん
今日の奏法解説は、三連符についてです。
三連符演奏で注意して欲しい重要なポイントを2つご紹介します
三連符の演奏で注意する重要ポイントは、2つあって、
です。
まずは、イメージです。
三連符のとらえ方は、イメージ感覚でとらえる
三連符って、1を三等分したものですよね。
これ、しっかりと割って、演奏するなんて、本当に至難の業です。
1÷3=0.33333333333333・・・・
だから、こういう場合は、感覚で捉えます。
大体このくらいかなあ・・
でいいです。
実際に演奏する時は、感覚では、わかりにくいですね。
そういう場合は、言葉に当てはめちゃいましょう。
3連符ですから、3つの言葉です。

三連符に言葉を当てはめた画像
みかん・リンゴ・ブドウ・お菓子・・
この言葉の通り繰り返せば弾けます。
この方法でもなかなかスムーズに、なめらかに弾けない方、更に見直すポイントがあります。
出来ない時は、鍵盤に触る指の部分を見直す
次に見直す事は、演奏フォームです。
このような三連符の演奏をする時、付点音符を弾いているようになってしまって、綺麗に弾けないという時があります。

この曲のこの部分で使うのは、左手の小指=5の指・中指=3の指・親指=1の指。
小指は打鍵がしにくいので、加えて弱い指ですから、なんとなく小指の広い部分を使って打鍵してしまう方が多いです。
これが、くせ者なんですね~。
指の広い範囲で打鍵すると、手全体が傾きます。
今まで、良い感じで綺麗な演奏フォームを保っていたのに、小指で打鍵した瞬間、手が左に傾いて、へたすると【あちょー】の形になっていませんか。

この状態から、中指を弾く為に手をもとのポジションに戻し、次は、親指を打鍵する。
ところが、今度は、親指の打鍵の為に、手が下に下がってしまう。
これだと、元の体制に戻した手首が、またまた下がってしまいますよね。↓
この手首の高さから↓

小指を打鍵すると手首が下がり・・・↓

親指の打鍵のために、親指の高さに戻り・・・↓

親指の打鍵のために、手首が下がる↓

手首の上下運動の改善方法
これの改善方法は、常に、同じ手首の位置で、打鍵するようにします。
小指の時は、小指の先の方で打鍵します。
小指も中指も親指でも一緒です。
手首の位置は、動きません。
この高さから↓

中指の打鍵の時の手首の高さも・・↓

小指の打鍵の時の手の高さも・・↓

まとめ
3連符に苦手意識がある方は、私の教室でも多いです。
この2つの方法をお伝えすると、弾きやすくなったと言って頂ける事が増えました。
3連符で手こずっていたら、この方法を試してみてくださいね。
今日もお読みくださってありがとうございました。

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