ぴぴピアノ教室 いのうえちづよです。

暗譜って難しいですよね。特に最近は覚えられなくなりました。暗譜をすると何かいい事があるんですか。
今日はこのお悩みです。
暗譜は上達への近道。まずは必要な部分だけ取り出して覚えてみましょう。手立てがあります。
暗譜。
これを聞いただけで、走って逃走したい方は、いらっしゃいますよね。
私も全く一緒です。
学生の頃は、比較的早く覚えられていましたが、年齢が上がるごとに覚えられなくなりました。特に最近は厳しいです(;_;)
それでも暗譜を薦める理由は、演奏に集中できるというメリットがあります。
暗譜をすると、楽譜を見ないで弾けるので、弾く事に集中出来るという利点があるんです。
楽譜を見ながら弾いていた時は弾きミスだらけの演奏が、不思議と弾きミスが減った~という事もあります。
そのメリットを得るために、その暗譜の方法をおつたえします。
暗譜をするための手立て
暗譜をするために、事前準備をお薦めしたいです。
①何調か知る
②何の音から始まっているか
③間違った時はどこから始めるか
④間違わずに弾く事だけを意識しない
①何調か知る
何調かというのは、あまりないようですが意外とあるのがこの事。ついている調号や調を把握していない演奏者が多いのです。これだと間違った時に始める音も間違ってしまいます。
②何の音から始まっているか
これ、私はやりました。学生の頃試験で始める音がわからなくなってあろうことか途中から弾き始めたんです。恥ずかしい事です。本番で真っ白にならないためには、最初の音をしっかりと確認しておいてください。
③間違った時はどこから始めるか
そこまでしなくてもいいんじゃないの?というお声が届きそうですが、意外とこれは効果があります。ここまでやっておくと落ち着けるんですよね。間違った時には必ずここから始めるとしておく。

それまで忘れた場合はどうするの?


うひゃあ!
始める場所を2つぐらい準備しておく!それがいちばんの安心材料になるはずです。
④間違わずに弾く事だけを意識しない
間違わないを意識してしまうと本当に残念な演奏になってしまいます。
コンクールなどでも間違ったことで落選という事は少ないです。だから、『音楽的に』を常に意識してください。
暗譜に初挑戦の場合は、楽譜を目の前に置いておくというのも安心できる一つの手立てですよね。
まとめ
参加する会にもよりますが、難しい規定がないのでしたら最初は楽譜を目の前に置いておくということから始めてみるといいと思います。
そして、常に音楽を演奏しているのだということを意識してね。
今日もお読みくださってありがとうございます。