朝ドラの曲に挑戦!した生徒さんのお話

【大人の初めてピアノ教室】

こんにちは。いのうえちづよです。

今年初めてのレッスンの生徒さんと新しい曲の楽譜を見ました。(*^^*)

今回は、生徒さんの方が【自分で楽譜を探してみたい】という事で、ご自分で探されたものをお持ちくださったのですが、

さくらさん
さくらさん

難しいんです。シャープが4つもあって

いのうえちづよ
いのうえちづよ
なるほど~。

今日は、このレッスンの様子についてです。

朝ドラの曲に挑戦!した生徒さんのお話

実はこの時、いろいろあった中から、【♯4つ=ホ長調】の楽譜を選んじゃったんですね。

もちろん、これが本来のオリジナルの調の楽譜ではあるんです。

ですが、ちょっと演奏が難しいかもと思い、1音だけ上げて、【♭1つ=ヘ長調】の調に移調してみる事にしました。

 

【♯4つ】の楽譜は、【ミ=ホ】から始まるので、【ホ長調の曲】になります。⬇️

 

この最初の音を1個だけ上にあげると調号が♭1つのヘ長調になるんです。⬇️

こうなる⬇️

 

ちゃんと楽譜にしないと弾くのは難しいですよね。

【楽譜=音】を書き換えずに、調号だけ動かすと

最初の音にフラットが付く調になるので、【フラットがつく=変という漢字が付く】ので、【変ホ長調】になります。

ただ、【書き換える】手間はかかりませんが、【フラットが3つ】になって

はなちゃん
はなちゃん

難易度はあんまり変わんないよね。

ねこ太郎
ねこ太郎

よくわからん。

 

 

ってなるので、【やっぱり音を1つ上げて、♭1個のヘ長調にした方が弾きやすいよね】って事になりました。

 

曲は、昨年の朝ドラの曲で、【花束を君に】宇多田ヒカルさんの曲です。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

ご存知ですか?

私は、実はドラマも見ていなかったので、若い方の曲だしリズムが少し手強かったです。

ねこ太郎
ねこ太郎

がっはっは、苦しそうだな。

 

生徒さんにとっては、リズムより調号の数の方が問題でいらしたようで、ついでに【仕組みで、音階】の作り方も勉強して頂きました。

【仕組みで音階とは】曲を作っているのは、【音階と言われる音の集まり】です。

それの並び方は、【全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音】の音の幅で並んでいます。この音の幅を使うと、【24調全部の調】がさっと作れるという優れものです。

詳細はこちらのブログから⬇️

 

最終的には、2つの楽譜を弾き比べてみたんですけど、やっぱり宇多田ヒカルさんが作った【オリジナルの調の楽譜】を弾いてみたいという事で、楽譜をお預かりして、左手の楽譜の部分を音を減らしたりして、飾りの音や左手の伴奏を簡素化する事にしました。

最初の部分は、ほとんどレッスン中で【初見】で演奏されていたので、早く仕上がりそうです。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

こういうテクニックは、ピアノ演奏が楽しめるので、皆さんに出来るようになってもらいたいなあと思います。

まとめ

レッスンでは、元になる楽譜を購入された後は、難易度に合わせてアレンジする事が度々です。

その方が、難しい曲に何か月も取り組むより楽しめるからです。
もちろん難易度を下げて弾いた後は、元の額に挑戦してもいいと思います。不思議と弾きやすくなったりしますよ~。

う~んと楽しまれて欲しいです。