こんにちは、いのうえちづよです。
今日は、ご質問の多い初見の方法について、書いています。
指の練習をしながらできる!初見練習のおすすめ方法
初見の練習は、難しい曲を長く弾くよりも、短い曲をたくさん弾くほうが効果的です。
今日は、指の動きも育てながら初見力を上げる練習法をご紹介します。
続けるコツは「少しずつ、毎日」です🎹
大人の方は、自分が弾きたい曲や、最初から1ページぐらいの長い曲を取り組まれる場合が多いですよね。
長い曲の場合は、一旦譜読みが終わったら新しい曲に移るまで譜読みはしないですよね。だから短い曲が必要なんです。
覚えないうちに次へ!短い曲を繰り返そう
初見練習の目的は「音を読むこと」に慣れること。
覚えてしまうほど繰り返すと、“読む練習”ではなく“暗記”になってしまいます。
1曲を2〜3回弾いたら次へ進むペースでOKです。
間違っても構いません。止まらず最後まで弾き切ることがポイントです。
そのかわり「音の間違い」「リズムの間違い」が無いように必死で弾きます。
4〜8小節くらいの短い曲がちょうどいい理由
短い曲は集中しやすく、テンポよく練習が進みます。
長い曲を1ページ弾くよりも、小さな達成を積み重ねる方がモチベーションも続きます。
最初は4〜8小節程度の曲がおすすめです。

4〜8小節程度の曲
音の範囲は“短く・シンプル”なものを選ぶ
使う楽譜は、音の幅が狭いものが理想です。
たとえば「一点ハ〜二点ハ」までの8音くらいの範囲。
無理なく鍵盤上を把握できるので、音を追う目の動きにも慣れます。

ドからドよね。8個の音。
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練習のタイミングは“いつもの曲の合間”でOK
時間を長くとる必要はありません。
毎日の練習の合間に、5分〜10分ほど初見タイムを作るだけで大丈夫です。
ポイントは「回数よりも継続」。
1日1曲ずつでも、1ヶ月で30曲の譜読み練習になります。練習のタイミングは、長期に取り組んでいる練習曲の合間でいいです。
1日に5分でも10分でもやれば、かなりの数の曲を弾く事になると思います。

継続する事です。
今回の場合は、1曲を覚えてしまうくらい練習しては、ダメで、集中しながらリズム・音をしっかり見ながら演奏します。
これを繰り返して来れば、初見力が付いてきます。
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子どもの練習法を大人が繰り返すのは理にかなっている
「子ども向けの教材は簡単すぎるのでは?」と思う方もいますが、実はとても理にかなっています。
子どもが自然に初見力を育てていくのは、短い曲を繰り返し読んでいるから。
大人の方も、基礎をやり直すつもりで取り組むと効果的です。
まとめ|初見力は“毎日の小さな積み重ね”で育ちます
短い曲を使った初見練習は、ピアノをもっと自由に楽しむための第一歩です。
1回の練習が短くても、毎日の積み重ねが確実に「読む力」を育てます。
焦らず、少しずつ続けていきましょう🎵
「譜読みが遅い」「初見で弾けない」と感じている方へ。
今日の記事では、短い曲を使って初見力を育てる方法をお伝えします。
毎日の5分練習でも、確実に“読む力”が変わっていきますよ。

  
  
  
  


