【ピアノの発表会】本番直前、どんな練習すればいい?
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ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
譜読みもばっちり、暗譜もできた。
衣装も今回は、奮発しちゃった。
2・3日後の本番に向けて・・何をすればいいの?
本番直前、どんな練習すればいい?
本番前の練習って大切です。
基本的に、今まで弾いてきた内容をさらに弾きこむ事です。
そして、間違った時の対策もばっちりしておくと尚いいですね。
これに気を付ければ、聴いてくださっている方にも、思いやりのある演奏になります。
ゲシュタルト崩壊現象に気を付ける手立て
ここで問題なのは、物凄く練習してくると、本番前に全く弾けなくなることがあるという事です。
本当に今まで何を弾いてきたの?ってくらいになる時があります。
私ももちろん経験あります。
コンクール当日、ステージに上がって最初の一小節を散々繰り返した挙句、全く思い出せず、さっさとステージを降りて来てしまいました。
今でも鮮明に覚えています。
あ~、やだ。
この現象は、特に一生懸命、練習していると起こりやすいです。
そこでやって欲しい事は、自分の本番までのサイクルを見つける事です。
なんとなくでもいいです。
譜読み→大体弾ける→スラスラ弾ける→曲想も付けて弾ける→ミスもなくなった→暗譜(楽譜を見ないで弾く事)→本番前練習→突然、音を忘れる→なかなか弾けない→スランプに陥る→復活→本番 。
いつも、よく本番前にこういう状態になる方は、前もって、弾きこんで、発表前にスランプまでもっていっておくという手立てが取れます。
逆に、スランプに陥る前の状態で、発表会に出る事が出来るように調整するという事も出来るんですね。
『そんなあ、無理だあ』と思われますよね。
ところが、回数を重ねていくとこれが出来るようになるんです。
そして慣れてくると、全てこの通りに行かなくても、途中を端折る事が出来るようになっちゃうんです。
これって、なんでもそうですよ。スポーツをたとえにあげると選手が【本番に向けて調整する】とか【いい具合に仕上がってきた】とかニュースで言ってますよね~。
例えば、地区のスポーツ大会で、【今回は体が重くてうまく動けなかったから、次は、前もってランニングして、調整しておこう!】というのと一緒ですよ。
【ランニングをして調整】という事は、【それをすれば、本番では体が動くように持っていけるという事が自分で分かっている】という事です。
あれですよあれ。
毎回これが出来るようになったら、プロの域ですが、素人の方でもこれは出来るようになりますし、本番前の調節如何によっては、練習よりももっといい演奏が出来たりします。
やるかやらないかだけですよお。
ご自分のサイクルを見つけてみてくださいね~
今日のレッスン
本番前の曲の練習では、【間違うための練習】をして欲しいです。
合わせてやって欲しい事は、自分のサイクルを考える事。
そして、毎回それのどこに本番をもっていくか考える事です。
ぜひ、お試しくださいね。