ピアノ譜を始めて読む初心者のあなたにお伝えしたい3つのコツ

ぴぴ オンラインピアノ教室
【大人の初心者ピアノ教室】いのうえちづよです。
ピアノは、両手で弾きますから、両手の楽譜を同時に読む必要があります。
ですが、片手ずつ練習する場合もありますね。
譜読みが苦手だなあと思っている初心者の方に、3つの方法による演奏する時の楽譜の読み方をお伝えしたいと思います。
これが、正解というわけではありませんから、
ご自分に合う方法を見つけてみてくださいね。
目次
ピアノ譜を始めて読む初心者のあなたにお伝えしたい3つのコツ
生徒さんから、ピアノの楽譜の音符を読むのは難しいと聞きます。
少しでも簡単になるように、3つのコツを書きます。
1つずつ音を読む場合
両手同時に音を鳴らす場合
楽譜を見る時は、ト音記号とヘ音記号の楽譜を合わせて縦に見ます。
そして、縦に並んでいる右手と左手を同時に演奏します。
なので、楽譜もきれいに縦に並んで表記されています。
こうです。
赤の縦線を見て下さい。
・1の線のところ
前の楽譜からタイが伸びているので右手の音はならしませんが、左手は弾きます。
・2の線
両手とも弾きます。
・3の線
両手ともタイから伸びている音符なので、両手とも弾きません。
楽譜を見た時に、ゆっくりと縦にそろった音を1つずつ鳴らしていくと曲が弾けていきます。
最初は、あくまでゆっくり。
早く弾いたり、勢いで弾いても絶対に上手く行きません!
最初は、ゆっくりと確認しながらですよ~!
拍感をしっかりと取る。1.2.3. 1.2.3. 1.2.3.・・・。
音の長さに気を付ける。
片手ずつ練習する場合
・ト音記号の部分だけ見て右手を練習。
・ヘ音記号の部分だけを見て、左手で練習。
・両手で練習となります。
これが出来るようになって、譜読みがある程度できるようになってきたら、まとまり読みに挑戦してください。
まとまって読む【まとまり読み】
まとまり読みとは、1拍分、又は1小節などと、まとまって音を読む事を言います。
音を読み取りながら音にし、すぐに次の塊を読み取り音にすること
この方法だと音楽が止まらずに演奏できます。
まとまって読むと同時に指を動かして演奏する事
このまとまり読みが最終的に出来てくると音楽が流れるように演奏出来て、かつ、不必要な空白部分が出来ないという事なのです。
最初はちょっと慣れが必要なので、まずは、縦に並んでいる音を同時にならすという事から始めてみてくださいね。
パターンで読むという方法
このカードを見てください。
このカード、ハノンの中の曲を表したものなのですが、
1番目の音と2番目の音を見てください。
ここだけ音の幅が広いです。
他の場所は、隣同士の音です。
ここは、一つだけ音を飛ばしています。
これ、実はハノンという教本の中の1番目の曲をあらわしているのですが、このパターン通りに、音が1つずつ上がっていっています。
このパターン通りに、1つずつ音を上げていけば、全部の音を読まなくても、演奏出来ます。
これが、パターン読みというものです。
これも、最初の音だけわかったら、あとは1個ずつ最初の音だけ上げていけばいいですね。
いちいち全部の音を読む必要はないです。
今日のレッスン
楽譜の読み方は、練習方法によって変えられます。
お勧めは、実は両手同時に読んでいく方法です。
でもでも、最初は、取り掛かりやすい方法で、出来そうな時は、両手の弾き方に挑戦してみてくださいね。
今日もお読みくださってありがとうございました。
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