かごしま市たまざと団地  自分から楽しく練習出来る。音楽好きが育ちます!

当教室へご在籍頂いた生徒さん達・保護者様の声を更新しました。

プロフィール

はじめまして。

このHP&記事を書いています、井上千津代(いのうえちづよ)と申します。

音楽をこよなく愛し、【たくさんの音楽好きを育てたい】【同じ音楽好き仲間を増やしたい】と活動しています。

 

 

生まれと育ち

1965年 9月12日生まれです。鹿児島県の大隅半島で生まれました。

親が転勤族だったので、あちらこちらを転々としています。
鹿児島市の緑ヶ丘というところに引っ越した時に、それからお世話になるピアノの先生にお会いしました。

不思議なご縁で、その先生が、鹿児島市の玉里団地に移り住んだ時、私たち家族も同じ地区にお世話になる事になりました。

私は、普通のサラリーマン家庭で育ちまして、両親は特に音楽が出来ていたわけでもなく、母が歌う事が好きで、ピアノを習わせてもらえました。

短大を卒業と同時に、教員になりまして、2校目の赴任地である、沖えらぶで、結婚しました。主人も転勤族でしたが、鹿児島県の姶良市に居を構えました。

 

ピアノの教室を開業

中学の先生は、結婚と同時に辞めていましたので、下の子が3歳の時にピアノ教室を始めた時は、近所の方に頼まれて・・だったと思います。

私自身、短大の先生に子どもの頃からついていたので、レッスン自体は流れもわかっていて出来ましたが、昔風のレッスンしかできず、途中でやりたい事と違うなあと思っていました。

私たちが子どもの頃のレッスンは、ひたすら練習練習…毎日何時間も弾かないといけなくて、じゃないとレッスンのたびに怒られるというのが当たり前だったと思います。

【弾き方を学ぶ】というより、【苦行】のようで、弾きたいように弾けないし、練習方法もよくわからず、何で弾けないのかわからないし、才能もないなあと思っていました。

だから、ピアノの教室なんて、絶対にしないぞと実は思っていたんです。

ですが、教室をやる羽目になってあせりました。

やっぱり練習させないといけないし、怒らないといけないし、でも、生徒さん達は忙しくて、今週伝えた事が次のレッスンで出来ている事がなくて、【この昔からのやり方はやっぱりなんかおかしいぞ】と思う事が多々ありました。

『家で練習させてください』とか『レッスンに塾のように参加したら上達する事はありません』とか、保護者の方にお手紙を書いたりすることもありました。

今思うと恥ずかしい限りです。

全く練習しない生徒さんが、少年団に入ったりすると、ますます時間をとられるから『ピアノを上達させる気はないのかな』と思ったりもしました。

 

そこで、いろんな本を読んだり、教材を取り寄せたり、他のお教室の先生のレッスン風景やセミナーに参加した結果、昔ながらのレッスンは自分のやりたい事と違うという事に思い当たりました。

本当に、最近のお子さんは忙しいです。そして、ゆとり教育のために、平日の帰宅時間が遅くなっています。
習い事もたくさんしている子はしています。

私から見ると、習い事が多いお子さんは、疲弊しきっています。

こんな子どもたちに、どうやって教えれば、音楽の楽しさが伝えられるのかなとずっと考えてきました。

その場限りでない、将来も役に立つような、でも、楽しいピアノになるようなレッスンをやりたいなと考えていました。

 

 

【子どもたちが自分から練習する手立て】を思いついた事

一番のネックである【練習】を自分からやる、という手立てが何より必要で、自分で工夫した【練習】は、楽しいはずだと思いました。

そこで、言わなくても自分から練習するような手だてをとる事にしました。

タイムテーブルを利用してみた

それは一日のタイムテーブルを管理して、まずどこの時間を使って練習すればいいのか考えさせる事です。

一日のうち、朝でも、夕方でも、とにかく【1回でもピアノに触れたらいいよ】と伝えました。
まずは、毎日ピアノに触る事を癖づけさせる事が目的でした。

この事が結構役に立って、習慣づくと【ちょこちょこ練習】が出来るようになってきた子たちが増えました。

時間管理です。
隙間時間に練習するという方法ですね。

時間がない時は、5分でも1回でもピアノに触るという方法です。

例えば、1週間のうち、毎日の練習時間がなくて、例えば少年団などに入っている子は、少年団がない日に練習でももちろんOKです。

自分なりの練習時間をそれぞれの子どもに考えさせました。

練習範囲を自分で決める

次に、いわゆる【宿題】について考えました。

保護者様は、宿題を出せば練習するはずだという思いが強いです。

そして、普段のレッスンでは、次のレッスンまでの間に【ここまで練習してきてね】と講師側が指定するのが一般的です。

 

ですが、子ども側にもたくさんの言いたい事があって、その週は、宿題がやたらと多い週だった。学校の係で放課後残って作業があった。風邪で寝込んでいたなどの事が次のレッスンまでの日々で起こるわけです。

 

家に帰ったら、家での事情は私の方にはわかりません。先生の課題がしっかりと出された場合、してこなかった事が悪い事になるんですね。

なので、私の方で課題を出した後、【あとは任せるから自分で決めて練習してね】と付け加えるようにしたんです。やらないより自分でその出来ない範囲で出来る事をやってくるようにする事はとても大切な事です。

これから、子どもたちの様子が徐々に変わってきました。

 

『今週は忙しかったんだよ~。○○君が休みで、私の係りの仕事が増えたんだよ』

『そお、それは大変だったね』

『でも、ここまでは練習してきた。』

『よっしゃ、じゃあ聴かせて』

 

私が出した課題だけだと弾く事は弾いたけど、課題は出来ていないので、結果、宿題は出来なかったという事になってしまいますよね。

でも、忙しかったけど、【出来る範囲で、自分で決めたところまでは練習できた】となると、ちゃんとできる範囲で頑張ってきた事になり、宿題をやってきたという事になるんですね~。

 

この場合だと進み具合は、少しだけど、ちゃんと弾ける部分が増えていくんですよね。
子どもも、工夫して頑張ったと自分で評価出来て、とても満足そうにしています。
心の中では、次はもっとやってこようと考えていると思います。

この自宅練習で、自分で達成感を味わう事が出来たという事になるんですね。

 

人から評価をもらえないと前に進まないというのが普段の学校生活だと思います。

ですが、自分で内容を考えてそこまで出来るようになって、自分でOK!の評価が出せるようになったら、他人に何と言われようと自分の行動に自信が持てるようになって、ちゃんと前に進んでいけると思っています。

自分で考える練習方法が大切

自宅練習では、私はいません。
弾けないところが出てきた時、自分でどういう練習方法をしたらいいのか知識として持っていないと、練習する事が出来ないですよね。

最終的には、この事について子どもの中に、練習方法のたくさんの引き出しを作っておくことが必要だと思いました。

例えば、両手で弾いていて躓くところが出てきたら、【1小節ごと区切って練習する】【片手づつ練習してみる】【速度を落として練習してみる】【動画に撮って見てみる】【右手だけ動画に撮ったものと合わせてみる】といった具合です。

そして、この中の練習方法で、今回の練習にはどの方法を使えばいいのか自分で考えさせます。
その方法があっているのはどうかは、自分でやってみないとわかりません。また、どの方法が当てはまるかわからないし、伝えた方法でうまくいくかは、すぐにはわからないです。

結果的には、自宅の練習は自分から、そして頭を使わないと練習できないという事になっていると思います。

昔風の【通り一遍】レッスンから、【生徒さん自身がすすんで、しかも頭を使って工夫する練習が出来るようにする】というのが私が確立したレッスン法です。

このレッスン方法だと、最初に自分から練習するようになるまでちょっと時間がかかりますし、待つという忍耐が必要になります。ですが、お互いに信頼していないとできない方法ですし、出来てしまえば、普段の生活にも応用が利く方法です。

凄く自立してきます。

以前にも書いていた事ですが、子どもはもともと天才です。

大人よりも柔軟で、可能性に満ちています。
正しい方法でやらせれば、どんどん出来ていってあっという間に追い越されてしまうでしょう。

 

しかし、毎日の練習を工夫するとは言っても、やはり練習できない時もあります。

練習できなかった時は、【練習できなかった】と言わせるようにしました。

私からは、【わかった】としかいいません。練習しなかったから怒られるから次は練習してこようと思わせるためではなくて、自分で自分に確認させるためです。

子どもは、自分の行いに良い悪いの判定を付けられると次はそうならないように、評価されないように動いてしまう。もちろん大人もそうですね。

ところが。自分の行いに自分で評価を与えると、【やっぱり弾けないままだと嫌だから次は練習して来よう】と思うんですね。

この私の自宅練習方は、保護者様やお家の方のご協力がないと成り立ちません。

【忍耐】というご協力です。【待つ】という事ですね。

【けして口を出さない】ということです。

この事に関しては、どの保護者様にも本当にご協力いただきました。
心より感謝しています。ありがとうございます。

 

ピアノの習い事の将来は、決してコンクールに出たり音大に進学したりすることだけではないです。それはほんの一部の事です。氷山の一角です。

それより、ピアノを習う事によって、生きていく支えになったり、お友達との交流になったり、他人の慰めになったり、自分を慰める事が出来たり。

でも、いざとなったら生活の糧になったり、将来の進学のための選択肢になったり。

反対に大人の方は、趣味のピアノから、コンクールに挑戦出来たり、発表会に出たり、他の音楽好きの方と交流出来たり、自分の楽しみだけではないものがあると思っています。

 

今では

最初の頃は、本当にくだらないレッスンをしていたと思います。

テンプレート通りのレッスンをして、練習しないと上達しないんだけど・・・。
まずは練習させなきゃ。

練習練習・・・。この事だけで頭がいっぱいになっていました。
実績も出さないといけないのに、保護者様にも申し訳がない。

 

今は、このレッスン法を考えてから、とても楽です。
この練習の仕方が定着した生徒さんは、自分でどんどん練習しちゃうし、そんなところまで弾いてきたの?という事もたびたびです。

教室では、弾き合い会も年に数回実施中ですが、本番まで、あと何回のレッスンだから、こんな風に分けて練習すればいいよねというのは、生徒さん達が自分で言う言葉です。

どんどん新しい曲に挑戦させているので、弾き合い会は別の目的で実施していますから、練習曲の途中の状態で参加するのもありとしているのですが、ほとんど(←全員ですが)仕上げて発表会に臨むのは、すごい頑張りだと毎回脱帽します。

忙しいのは、時間がないのは、みんな一緒。
そして有限です。大人ももちろんそうです。

ですが工夫次第で、どのようにもなります。

そして自分から・・・が一番させたい事です。

 

みんな音楽が大好き!と答えてくれるので、本当にうれしいです。

これからも、たくさんの音楽好きを育てたいです。

 

 

自分の経歴

鹿児島短期大学音楽科ピアノコースを卒業後、中学2種免許を取得しまして、音楽教師を6年務めておりました。

結婚後は、教師は辞めて子育てに専念しておりましたが、下の子が義務教育を終えると同時に離婚しました。

その後、自立して生活できたのも全てピアノ教室があったからです。
家を借りて、教室を営みながら一人で独立して生活するという事を教室運営でやってきました。

【ピアノを教える】という事と【事業を行う】という事が出来れば、ピアノの教室でも十分生活できました。

 

今後は

私には、2歳年上の姉がおりまして、実家で両親と暮らしていたのですが、3年前に53歳のお誕生日に脳溢血であっという間に他界してしまいました。

本当にあっという間で信じられない事でした。

その事があってから、やっぱりやりたい事をやってから姉のところに行きたいなあと考えるようになり、お正月1日しか帰る事の出来なかった親の元に戻って孝行をしたいと考えるようになったんです。

本当に何にもしてきませんでしたから。

 

姶良のお教室では、最終的に常時40名の生徒さんに在籍して頂きました。

3月31日に姶良のお教室は閉じますが、また、鹿児島市内の実家で大好きな音楽活動をしていきたいなと考えています。

2019.5月に、坂元中学校のそばで新しく鹿児島教室を立ち上げました。
新しい生徒さんにもお越し頂いて、早速、レッスンを始めています。(≧▽≦)

Chizuyo

誰にでも、時間は等しくありますが、有限でもあります。
できるだけ、悔いのない人生を歩めたらいいなと思っています。

長々と書いてしまいました。お読みくださってありがとうございます。

 

姶良のお教室は閉じますが、ブログもFacebookやTwitter、インスタグラムもちょっとずつ、続けていきたいと考えています。

お時間ありましたら、お越しくださいませ。また、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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