自宅練習のピアノ上達の秘訣は、保護者様との連携。ありがたい工夫をご紹介。

鹿児島県鹿児島市　ぴぴオンラインピアノ教室
【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。

 

ピアノが上達するには、保護者様と連携が欠かせないと思っています。

 

お家で保護者の方がピアノを教えるという事ではなくて、

『お家練習の環境を整える』だったり、

『家での様子を講師に耳打ち』だったり、

最近の生徒さんを取り巻く様々な様子を教えてくださったり、

 

などなど、どれもレッスンに役立つものばかり。

 

今日ご紹介のこの生徒さん、入学・進級で1学期の間、少し疲れ気味だったんです。

ところが、最近、本当によく練習してくれるようになっています。

 

この生徒さんの保護者様にお訊きしたところによりますと、自宅練習時の工夫をされたようなんです。

この保護者様は、フルタイムのお仕事をされているので、お子さんが帰ってきて練習する時間は、ご自分もとても忙しいです。

なので、とても練習を見てあげたり聴いてあげたりする時間は取れないと私の方もわかっているんです。

練習を見てあげる・聴いてあげるとは、側にいてあげるという事ですね～。

 

もっと、聴かせて

とか

弾ける場所が、増えてきたね～

とか

言って頂くという事です。

 

ですが、この時間が取れないだろうという事ですね。

それでも、普段からレッスンについては、送り迎えだったり、言葉かけなども、お願いした事をして下さって、ご協力をたくさんいただいているんです。

わたしも、これ以上は、お願いする事は出来ないと思っていました。

 

今回、この自宅練習について伺ったところ、お忙しいけど、ピアノを弾く時は、一緒の椅子に座る事にしたっておっしゃるんです。

本当にありがたかったです。

 

成長過程として、当たり前の事ですが、親を疎んじるという事も出てきます。

反抗期も当然。

でも、子どもは、みんなお母さんお父さんが好きです。

 

口では憎まれ口をたたいても、側にいてくれるって絶対嬉しいはず。

長時間でもなくてもいいんです。

ちょっとだけでも、スキンシップになるぐらの距離に座ってくれると安心できるんですね。

 

この事で、練習時間が毎日少しでも確保できたんですね。

結果的に、上達してきたって事です。

保護者の方の工夫が、ばっちり当たったという事でしょうか。

 

講師が、工夫してレッスンする事と保護者の方が動いてくださるとしたら、速攻結果が出るのは、やっぱりお家の方が動いてくださる事です。

お家の方にかなう事は無いです。

 

教えるという事ではないですよ～、何度も言っていますよね。

見守るって事です。

 

これは、親御さんしか出来ません。
他人に見守ってもらっても、嬉しいけど、ま、うれしいかなって感じでしょうかね～。

 

 

 

レッスン終了後、棚探しに懸命な生徒さん。

教室では、触ってダメなものを置いていないので、触ったらいけないものはありません。

 

こんな風に教室から、なかなか去らない時は、レッスンで満足する弾き方が出来たって事です。

私もとっても嬉しかったです！

 

上手く行かない時は、さっさと帰っちゃいますからね～。

この時、生徒さんが触っていたのは、これです。

100円ショップで手に入れてきた、木琴でした。

 

 

 

まとめ

生徒さんの自宅練習についても、レッスン時間内で、スケジュールを立てさせたりして、きちんと計画を立てさせます。

それでも、毎回同じ感じに練習する事は、大人でも難しいです。

 

加えて、この生徒さんのように進級して、まずは、学校に慣れる事が第一だったりする時には、なおさらに、毎日の練習が少なくなることがありますね。

そんな時は、保護者の方のちょっとした工夫で、とっても練習出来たりするんです。

 

保護者の方が自宅では、練習させて頂く事はありませんが、それぞれの保護者の方が工夫して、自宅の練習に携わってくださっているからこそ、私の工夫も結果を出すのかなと思っています。

今日は普段、ご協力を頂いている中から、ご紹介してみました。

今日もお読みくださって、ありがとうございました。