自分で楽譜を読んで音にする能力を育てておくと後々、楽にピアノを弾いていけると思っています。
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鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
教室では、全員に取り組ませている
【The little lebel】という曲があります。
この曲を使って、習い始めの最初に必要な事を学ばせています。
今日はこのお話です。
譜読みと初見の能力を育てておくと後々楽にピアノを弾いていけると思っています。
教室全員が弾けるように取り組んでいる曲が3曲あって、
- 全音・半音を学ぶための白鍵調の音階
- ハノン面白アレンジという曲集に載っている、【ハノン1番】
- 【The little lebel】
です。
なるべく、譜読みなどを省いて、指がよく動くようになる為のテクニック用に取り組ませています。
今回ご紹介の生徒さんは、他のお教室から移ってきた生徒さんです。
学年は小学校の中学年で、いろいろと曲も弾いてきています。
この教室全員で取り組んでいる曲集では、音階・ハノン・・・と進めてきて、この最後の曲を練習することになりました。
楽譜を見せても多分、直ぐに弾けるはずです。
でも、せっかくなので、この生徒さんのまだできていない所である、
- ピアノを弾くための指
- 楽譜を見ながら演奏する事
を直しながら、曲を弾いてもらおうと思いました。
さらに、この2つの内容は、両方ともに、できる様になっておくとお得な内容なので、ぼちぼち直していきたいと思っていました。
ピアノを弾くための指の練習の曲
まずは、指に集中してもらうために、簡単な曲を使用した方がいいと思っていました。
場所移動なども無い方がいいです。
さらに、いつも覚えて弾いていたので、鍵盤の位置を覚えていないのでは無くて、目で見ていないと不安で弾けないということの様です。
そこで、使ったのは、
指番号の楽譜です。
こういう楽譜です↓
ドからソまでしか使いません。
くぐり指・指ごえもありません。
使い方は、楽譜に書かれている数字を目で追いながら、指を見ずに動かすという方法です。
多分今まで、そういうことが頭の中で、整理されていなかったんじゃ無いかと思うのですが、直ぐにこれは出来るようになりました。
最初は、かなり弾きにくそうにしていました。どの指が動くかわからないって言っていましたね。
自分で動かしているのは、この指!というのがわかってきたら、次は、譜読みです。
苦手な方は、左手でしたので、これは、色音符をつけることで、なんと無くわかったようです。
先ほど書いたように、ドからソまでの音しか出てこないので、何回も書くうちに理解できたようです。
この理解するという作業がとても大切です。
わかる、ということですね。
出来るようになる1段階前の大切な部分です。
さて、この事が、できたら、後は楽譜を見ながら弾くだけです。
ここまでレッスンでしてきたら、あっという間に弾けるようになりました。
今まで弾いていた曲とは違って、簡単な曲だったので、少し不満そうでした。
まとめ
今までも、他の教室から移ってきた生徒さんで、こういう生徒さんはよく見ました。るよ
発表会などで1曲弾いてきているので、それなりの曲は弾けるのですが、初見で簡単に弾く訓練をしていないので、簡単な曲なのに、難しくて弾けないんです。
こういう状況だとピアノを辞めた場合、自分の力で練習することができないので、弾かなくなってしまう場合が多く、とても勿体無いなあと思います。
自分の力を音を読み、曲が演奏できるようになっておけば、次に繋いでいけるので、教室レッスンでは、そういうことに注意しながらレッスンをしています。