先生も意識改革が必要!片手間では出来ないピアノ教室経営
ぴぴピアノ教室 いのうえちづよです。
ピアノの教室運営も会社を経営するのと何ら変わりません。
教室を立ち上げたあなたが社長です。
いつかいつかじゃなくて、すぐに結果を出さないとつぶれてしまいます。
ここでは、私が教室運営でやってきた事を書いていきますね。
先生も意識改革が必要!片手間では出来ないピアノ教室経営
私は、ピアノ教室で生計を立てています。
なので、同じような境遇の方へ向けて書きたいと思います。
一番大切な事はお月謝はお給料だという事
生徒の皆さんからいただくお月謝はお給料です。
そのお金で生活していくわけです。
私は、教育現場に最初お勤めしたので、給料は振り込み制でした。
公務員ですから、どんな働き方をしたとしても月額一定のお給料です。
つぶれる心配がないので、経営に頭を使う事はありません。
そして教育にお金の対価をもらうなんて、なんて不謹慎な事だ!とも思っていました。
え〜・・。
ネコ太郎
そう思っていたのよね。
Chizuyo
今度は、自分でお教室を立ち上げました。
いわゆる起業したわけです。
こうなるとしっかりとお金を稼いで、稼いだお金で生活しないといけません。
最初のうちは、まだこの考えが頭の中になく、公務員だったころのまま、教育にお金をもらうなんて不謹慎だ!と思ったままでした。
ですが、生活できない状態で、レッスンが出来るわけがありません。
不謹慎などと言っている場合ではありませんでした。
教室の備品をそろえたり、電気代を払ったり、消耗品用の印刷代や紙代。
生徒さんに来て頂くために、教室の環境を整える必要があります。
人に自分の出来る事を提供してお金を頂く、これは何の職業でも一緒です。
・お料理を提供してお金を頂く
・本を売ってお金を頂く
・車の販売をしてお金を頂く
お金に不自由のない方は、レッスン料を頂かなくても良いのかもしれません。
ですが、普通の人は、みんな働いてお金を得ています。
ピアノの教室は、自分が経営者です。
教室を構えれば、維持費も必要経費の支払いも、教室で購入した品物代も消費税も自分で支払わないといけません。
ですから、レッスン料は、自分でしっかりと徴収する必要があります。
これが嫌な方は、大きな教室に所属するという考え方もあります。
レッスン料はいったん所属の教室へ入ってから、お給料という形でもらえますね。
残念ながら、給料は全額収入として入っては来ないので、少なくなると思います。
ですので、教室をして、経営者になるのだという事がしっかりと自覚できないと教室経営は難しくなると思います。
必要経費の内訳
経営には資金がいります。
まず、教室用の店舗を借りている場合、毎月の支払いが発生します。
そして、電気代などの光熱費。教室の施設設備費、楽器を新しくしたら、購入費等々。
最初から、すべてそろった状態でスタートできれば良いのですが、私も最初は玄関のちょっとした空間で、アップライトピアノで始めたんです。本当に何もない状態からのスタートでした。
やろうと思えば、本当にそんな状態でも始められるんですね。
段々と設備が整っていって、他の場所を借りてできるまでになりました。
教室経営は楽しい
自分のピアノ教室は、自分の考えだけで経営します。
何かあった時、他の方からアドバイスはもらいますが、それでも携わるのは自分だけです。
大変な事もあって、苦労する事もあります。
ですが、自分の考えを最大限に発揮して運営していけるのはやっぱりいいと思います。
アイデアもいろいろと生かせます。自分の培ってきたピアノに関する能力をフルに生かして、生徒さんに還元できます。
そうして頂いたお金がそのまま自分への評価です。
よくやったなあと自分を褒めてあげられます。
これは、パートに出て働く事と何にも変わらないと思います。
ただ、持っていた能力を生かして働いたという事ですね。
まとめ
数年前の自分の事を考えると、とても恥ずかしくて、言えるような立場にないのです。
ですが、今から、教室経営を考えていらっしゃる方、教室は立ち上げたもののまだ本気になられていない方、きちんと自立したいとお考えの方は、ぜひ、経営者なんだという考えを持たれた方が良いかと思います。
するといろいろと改善点が見えてくると思います。
まずは、自覚をもって本気になりましょう。
応援します!