保護者とのトラブルを防ぐ為に、ピアノ教室の規約をしっかりと文章化しておこう
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
【ピアノのお教室を立ち上げたばかりの若い先生方へのエールを込めて】
教室運営を始めた時に突き当たる事の一つとして、保護者様とのトラブルがありますね。
私、この間、レッスンが終わるのが遅いって生徒さんのお父さんに怒られたんです。
わか先生
これは、時間に関するトラブルですね~。
Chizuyo
目次
保護者とのトラブルを防ぐ為に、ピアノ教室の規約をしっかりと文章化しておこう
あなたの教室には、規約がありますか?
教室を経営する為に必要な約束事です。
この規約をしっかりと文章化しておく事で、トラブルを回避することができます。
まずは、時間についてですね。
レッスン時間は、基本的にしっかりと守るのが大道!
少しぐらいなら遅れても大丈夫。
2・3分長くなったからと言って、どうして怒るんだろう。
お互い様なのに・・・。
と、おっしゃるピアノの先生は多いです。
これ、はっきり言って困りますね。
私たちは、時間枠を買ってもらって、レッスンをしています。
そのレッスン時間中は、普段、HPやブログで【うたっている事をするため】に全力で、その生徒さんのレッスンをします。
なので、ちょっとぐらい時間に遅れてもいいじゃない、というお気持ちは、わかります。
ここまでは、自分だけの言い分です。
保護者様の事を思いやった時、
・他のお教室ではなくて、自分の教室を選んできてくださった。
・お子さんを時間に遅れずに送ってくださる。
・きちんとお月謝を入れてくださる。
・お仕事もされている。
・忙しい合間を縫って、送り迎えをして下さる。
・今日は、たまたま下のお子さんが病気で寝ているのを置いてきてしまった。
・今日は、レッスンの後、会があるので、早くご飯を作らないといけない。
このような事を慮ると・・・やっぱり、ありがたいなあ、と思います。
なので、レッスンは開始も終わりも時間通りが基本だと思いますね。
それでも、人間ですから遅れる事はあります。
しっかりとまずは、謝りましょう。
また、よろしくお願いいたします。
と、言葉を添えましょう。
やっぱり、頭にくることはお互いにあるんです。
でも、言い分を考えるとお互いに仕方のない事もあります。
それをいちいち取り上げていては、仲良くなれないですよね~。
心掛ける事は思いやり
私自身も子育てをしながら、ピアノ教室をやってきました。
他に見てくれる人がいなかったので、急な事がある時が一番困りました。
わが子は、弱い子で、病気ばかりしていましたし、喘息持ちだったので、レッスンを中断して吸入をするために、病院に走った事もあります。
本当に、保護者様にご理解頂き、助けて頂きました。
なので、そういう事がない時は、時間厳守、お約束厳守を心掛けました。
もちろん、自分がです。
当たり前の事ですが、毎回だらだらで、時間に遅れていたのなら、怒られて当然ですね。
辞められても、文句は言えません。
謝っても許されないでしょう。
でも、たまたまだったりしたならば、やはり普段はきちんと心がけて、温かい言葉で心を込めて、謝罪の言葉を言った方がいいです。
どんなに怒ってらしても、普段からの心がけ次第では、直ぐに許して頂けると思います。
付け加えるとしたら、
嘘じゃないですよ。
本当の事で、言い訳をしましょう。
もし、今レッスンで困っていたなら、
とお伝えしましょう。
規約は、必要なんです
まずは、トラブルにならないための規約は必要です。
そのご自分の教室で、必要だと思う規約を取り上げて書いておき、プリントして配って、折に触れ、さりげなくご説明しましょう。教室の壁にも張っておくことをお勧めします。
もし、トラブルになったとしても、さりげな~く、
ご説明不足でしたが、(←この一言が大切)こちらにも書いてありますので、ご覧ください。
と言えば、完璧!(≧▽≦)
そうなの?
ネコ太郎
そうです。
Chizuyo
ぴぴピアノ教室では、結構ぎりぎりでレッスンを組んでいるので、前の生徒さんと次の生徒さんが重なる事が多いです。
なので、とにかくご協力頂いて、時間を守って頂く事をお願いしています。
他には、滑ったり、神経質な生徒さんがいらしたり、そんなことに対応して、お教室では、マナーとして、靴下をはいて頂くようにお願いしています。
この事についても賛否両論ですが、【私の教室では、こうします。】と謳っておけば、トラブルが起きた時も対応できますね。
トラブル時のおすすめ対応
まず基本は、謝る事。
こころから、優しい言葉で謝ります。
普段からコミュニケージョンが取れている場合は、本当に怒っておられるわけではないのです。
ちょっとした行き違いです。
保護者様は、神様ではなくて、一人の人間なので、勘違いという事もありますが、それでも攻める事無く過ごしましょう。
自分だったら、どうして欲しいかを考えてくださいね。
失敗を責められたらいやだ〜。
ネコ太郎
ね~。
Chizuyo
これでも、トラブルが起こった時は、しょうがないです。
謝罪は必要ですが、さっぱりと割り切りましょう。
次に生かせる大切な経験としてとらえてください。
ぴぴピアノ教室で配っている教室規約です。
ダウンロードできます。ご参考までに。
https://tounpipi24.com/child-terms.pdf
まとめ
教室運営については、いろいろとトラブルはつきものです。
ですが、これは、普段の人付き合いでも一緒。
普段から、思いやりをもって生徒さんや保護者様と接していれば、回避できるものばかり。
もし、クレームが来たら、落ち着いて、普段を考えてみてください。
そして、心からの謝罪を忘れないでね。