練習してもしても上達しないのには訳があるんです。どのような目標を目指すのか見直しましょう。
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
ピアノの初級教本と言われるものから順番に練習しているんですけど、なかなか上手にならないんです。
さくらさん
今日はこういうご相談です。
目次
練習してもしても上達しないのには、訳があるんです。
練習してもしても上達しない時、実は理由があって、到達目標によって練習の仕方が変わってくるからなんです。
目標が以下の場合
- 有名なクラシックを完璧に弾けるようにしたい
- 大好きなJ-popを楽譜通りに弾けるようにしたい
- 童謡みたいな曲をコード弾きができるようにしたい
- 大好きな曲を弾き語りしたい
方法がそれぞれあるので、当てはまるものを読んでみてくださいね。
有名なクラシックを完璧に弾けるようにしたい
こういう場合は、初級教材からがいいです。
少しづつ進めていくと難易度がだんだん上がっていくので、取り組みやすいですよね。
それに、初級教材の最初には、弾き方や体の姿勢などについても書かれているので、やっぱり、最初はこれが大切なんんだなあというのがわかります。
次に、テクニック本も合わせて使うと指がいろいろな動きを覚えるので、ますます大曲に挑みやすいです。
ただ、やはり、時間がとてもかかります。それなりに、覚悟が必要かも知れません。
なので、気長に焦らずに練習してみてください。
大好きなJ-popを楽譜通りに弾けるようにしたい
こういう場合は、楽譜通りに弾きたいのなら、難易度の低いものを選ぶといいです。
J-popの楽譜は、メロディだけしっかりと鳴っていれば難易度が低くても全く問題ないです。
難易度の低いものは、音が少ないから弾きやすい・リズムが複雑になっていないというのもあります。
他には、
- 好きな曲だから取り組みやすい
- 難易度が低いと比較的早く弾けるようになる
があります。
難易度が高くても、好きな曲というのは、モチベーションにつながりますよね。
なので、楽譜選びを工夫してみてください。
童謡みたいな曲をコード弾きができるようにしたい
童謡は、簡単というわけではありませんが、短いものが多いです。
そして、シャープやフラットなどの調号が無いハ長調で書かれているものが多いです。
- 調号が少ないものが多い
- 曲自体が短い
- 扱われているコードが少ない
なので、コードをつけて練習する
あるいは、コードでのアレンジをする
には、取り組みやすい童謡をおすすめしています。
こういう場合は、テクニック本や初級の本を練習するより、さっさとコードの勉強に取り組んだほうがいいです。
また、たくさんあるコードを覚えてからではなくて、
弾こうと思っている曲で使われているコード
を弾いて、覚えたほうがいいです。
大好きな曲を弾き語りしたい
こういう場合も、テクニック本や初級教材から始めるのではなくて、さっさと好きな曲の練習に取り掛かったほうがいいです。
方法は、
簡単な楽譜を読みながら、弾く練習をして、歌も練習する
がいいです。
もし、もともと、コード弾きができるのでしたら、メロディだけの練習をしつつ、両手で、コードアレンジをするといいと思います。
弾き語りは、歌うことの方がメインだったりするので、コードを弾きをしつつ、歌に集中できるともっと近道に練習できるかもしれません。
まとめ
ピアノと一口に言っても、どんな風になりたいか、どんなふうに弾けるようになりたいかで、かなり練習内容が変わってきます。
なかなか、上達しない時は、もしかしたら、かなり回り道をしてしまっているかもしれません。
必要のない回り道はちょっとやめて、そのことだけ特化して取り組めると上達の度合いが変わって来ますよ。
見直してみてくださいね。