演奏の辿々しさを消す為には、拍を感じながら弾こう。おすすめの方法が3つあります。

演奏の辿々しさを消す為には、拍感を感じながら弾こう。おすすめの方法が3つあります。 練習方法

ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。

さくらさん
さくらさん

あたしの演奏って、なんかたどたどしい感じに聴こえるんです。リズムは合っていると思うのですが、何に気をつけたらいいでしょうか?

今日はこのお話です。

演奏の辿々しさを消す為には、拍を感じながら弾こう。おすすめの方法が3つあります。

 

ピアノは、1つ1つの音を独立した音として、演奏するのでは無くて、まとまった音、メロディとして捉えましょう。
そうしないとたどたどしい演奏になります。

例えば、どういう事かというと、音1つ1つの長さは合っているんだけど、音と音が微妙に空いてしまっているという事です。

こういう音楽を演奏したいのに、↓

 

こういう風に演奏しているという事です。↓

これは、つまり、音のまとまりとして捉えられていないという事だと思います。

そこで、方法です。

  • メトロノームに合わせる
  • 歩きながら曲をイメージする
  • 歌いながら曲の演奏をする

順番にご説明しますね。

メトロノームに合わせる

実は、私メトロノームが嫌いです。
とても窮屈になってしまうから。^^;

音楽のゆらぎが、機械音楽のようになってしまうからです。

でも、拍子感を感じ取るには、メトロノームで、拍子を刻むとわかりやすいです。

自分で数えると、1・2・3・4が都合の良い速さになってしまいます。
辿々しく数えているという事だと思います。

正確なリズムで演奏する事によって、拍子感も感じられるようになります。
拍子感が感じられるようになってきたら、メトロノームに合わせるのは、終わりにしましょう。

歩きながら、曲をイメージする

歩くという行為は、怪我をしていたりしなければ、無意識に同じ速さで、左右の足を踏み出しているのではないかと思います。

これで、曲をイメージしながら、口ずさむと、拍感が感じ取れるようになれます。
辿々しさも消えます。

この方法は、子どもの教室で、良く使っている方法です。
わかりやすくて、取り組みやすい方法のようです。

歌いながら曲の練習をする

これが一番おすすめですが、意外と難しいかもですね。
ただ、歌いながらの場合は、メロディが流れている感覚がつかみやすいので、こちらもおすすめできます。

歌う事に関する記事はこちらです↓

曲のメロディを歌いながら弾くと拍をきちんと数えなくてもいいし、その間隔が何となく分かって来る方法です。

 

拍感は大切

拍感とは、ジャンルによっては、ノリとも言ったりします。
音楽の持つ、独特な躍動感みたいなものでしょうか。

これを、演奏者本人が自覚することで、曲全体が、生き生きとしてくるんです。
これがないと、演奏がたどたどしくなって、あまり上手に聴こえないです。

間違わずに弾いているのに、おかしいなあ
なんか、うまく聴こえない

という時には、この拍感を見直してみてくださいね。

まとめ

音楽には、音楽の独特な躍動感があります。
これは、拍感と言ったりします。

このことを感じ取る事で、演奏がとても上手に聴こえるようになるので、練習してみて下さい。

 

今日もお読みくださってありがとうございました。