曲の仕上げの段階にはいったら、楽譜の読み方のタイミングに注意しましょう。

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ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/07/7778c9322a766f2085cf48b01145d4c8.jpg” name=”さくらさん”]楽譜の読み方って、タイミングが有るんですか?私、段々と遅くなっていくんです。[/voicer]
今日はこういうお悩みにお答えしてみますね。

曲の仕上げの段階にはいったら、楽譜の読み方のタイミングに注意しましょう。

ピアノを弾く時、音を出す瞬間に、音を出すための動きに入っていると、音が鳴った時って、既に、1拍目が過ぎちゃっていたりします。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/07/7778c9322a766f2085cf48b01145d4c8.jpg” name=”さくらさん”]どういうことですか?[/voicer]

例えば、手拍子をする時、手を開いて準備する時間が有るでしょう?
手を開いたまま、一瞬だけでも止まっている時間が有るということです。

これって、つまりは、その動きをするためには、その前から動き出さないといけないということですよね。

ピアノを弾く時も全く一緒で、打鍵するためには、その前から動き出さないといけないです。
そうじゃないとそこに少しのズレが生じるんですね。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]ずれ・・?[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]そうそう、ズレです。[/voicel]

このズレが、チリも積もって、で、少しづつ音楽がズレていって、遅くなるんです。

こういう演奏って、聴いていても、なんか重い感じがするってなりますよね。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2020/10/cd184e35d4612c1c0390337f1932e921.jpg” name=”しゅうさん”]どうすりゃいいですかね?[/voicer]

・おすすめの方法

  1. 音を目で追う時に、1個ではなくて、数個のまとまりで読む
  2. 読み取ったら、演奏しながら、次の音のまとまりに目を移す
  3. このようにどんどん、目を音符から動かしていく

 

音を目で追う時に、1個ではなくて、数個のまとまりで読む

音を1個ずつ目で追っていたら、演奏がたどたどしい感じになります。

1個読む→1個弾く→1個読む→1個弾く

となるから。

なので、まとまって読みましょう。

まとまって読むと、指もまとめて動くので、結果、たどたどしい感じではなくて、流れるように演奏できます

聴いている方も、いいわあ・・となりますよ。

読み取ったら、演奏しながら、次の音のまとまりに目を移す

次は、音を読み取って演奏した瞬間に、次の音のまとまりに目を移動させておく、です。

フレーズでもいいです。

 

フレーズについての記事はこちら↓
[kanren url=”https://tounpipi24.com/adult-piano-basic/key/1233/”] [kanren url=”https://tounpipi24.com/adult-piano-basic/key/2008/”]

 

演奏している時は、次のまとまりを読みます。
コツとしては、音のまとまりを、画像として捉えるといいです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]むずかしい〜・[/voicer]

譜読みはもう既に終わっているから、音としては頭に入っているので、後は、画像として確認しましょうです。

ピアノ譜の読み方としては、一般的なので、出来るようになるといいですよ。

 

 

このようにどんどん、目を音符から動かしていく

[enclose color=”” flat=””]
  1. まとまりを読み取り、演奏。
  2. 演奏しながら、次の音のまとまりを読む
  3. そしてまた、演奏しながら、次の音のまとまりを読む
[/enclose]

という方法が、あげられます。

この方法で私も読んでいます。

生徒さん達も、この方法ができるようになると、音楽が、流れていって、かつ遅くならなくて、リズムに乗れて演奏できています。

コツとしては、フライング気味に動くといいよ、という感じでしょうか。

やりすぎちゃうと、慌てたように聴こえるので、そこは注意が必要です。

 

まとめ

楽譜の読み方のタイミングのお話でした。

譜読みが終わって、曲の仕上げの段階にはいったら、楽譜の読み方に気をつけましょう。

読み方のタイミング次第で、音楽が流れるように演奏できます。

試してみてね。

1歩上行く演奏ですよ。