ぴぴピアノ教室での和音(コード)を使ったレッスンについて(詳細)
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鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
楽譜の中には、コードと呼ばれる記号が書いてあることがあります。
今日はこのコードを使った和音奏について、
教室でのレッスンの様子を書いてみます。
目次
ぴぴピアノ教室での和音(コード)を使ったレッスンについて(詳細)
教室では、コードを使ったレッスンをしています。
この記号は和音(=2つ以上の音が重なったもの)
を表しているのですが、
ピアノを演奏する時の一つの方法として、
コードを読み取り中の和音を使って、
自分なりにアレンジして演奏するというのがあります。
コードについて
コードというのは、和音に付けられた記号の事です。
ド・ミ・ソの和音の場合、【C】という記号 (シーメジャーコード←呼び名)が付きます。
メジャーコードというのは長調の響きを持つもので、耳で聴いた時に明るい響きがします。
メジャーコードの場合、大文字のMが付くのですが、一般の表記として省略される事が多いです。
【C】だけの場合は、【CM】の事です。
他にマイナーコードというのがあって、【C】に小文字の【m】を書きます。
【Cm】(シーマイナーコード)です。
この場合は、短調(=暗い感じ)の響きを持つ和音に付けられます。
教室では、それぞれ生徒さんに合わせた教材集の中にこんな音符の読み方表が貼ってあります。
これは、私が作ったものなのですが、
日本音名
階名(イタリア語音名)
ドイツ語音名
シャープが付いた時のドイツ語表記
フラットが付いた時のドイツ語表記
コードで使う英語の表記
が書いてあります。
ドイツ語は、あまり必要のないものなのですが、
習っている音楽が西洋音楽なので知識として入れておきました。
これで、音を見ながらコードをどのように使っているかという事を説明します。
教室で扱うものは基本三和音と和音の基本形です
基本三和音(きほんさんわおん)と言われる和音は、その調の中の1番目の音と4番目の音、5番目の音の上に重ねられた和音の事で、
一般に
Ⅰ(いち)の和音、
Ⅳ(よん)の和音、
Ⅴ(ご)の和音
と言います。
他に和音はたくさんあるのですが、まずは、この基本三和音を扱います。
小学校の教科書にもこの和音が出てきます。
生徒さんには、この内容を扱った後、自分でも作れるようにします。
和音の形でこのようにきれいに並んだ形を持つものを基本形と言います。
こういう形です。
これは【C】の和音ですが、間にレの音とファの音がひとつづつ挟まれています。
基本三和音がわかったところで、いよいよ演奏に入ります。
右手は和音の中から1ないし3つ、左手は根音のみ
和音を演奏する時、『基本として近くの音へ移っていく』というのがあります。
その方が弾きやすいですからね。
最初に、【ハ長調のCの和音】をド・ミ・ソで演奏して、次がFの和音だった場合、
- 【ド】は同じ音なので、そのまま【ド】の音を弾き、
- 【ミ】の近くに【ファ】があるので、【ファ】を弾き、
- 残りの音は、【ラ】なのでその音を押さえる
とします。
こうです。↓
次に、左手ですが、左手は根音と呼ばれる基本形の一番下の音を演奏するので、こうなります。
Cの場合は、ドの音を指1本で押さえるか、8個(いちオクターブ)離れたドを小指と親指で押さえます。
これで押さえると曲に和音で伴奏をつけるという事が出来るようになります。
右手の和音は、3つとも押さえる必要はないので、力がうまく入りにくい時は、Cの和音の場合、【ド・ミ・ソ】の中から1つでも大丈夫です。
和音の弾き方になるので、教室では、2つ以上は押さえてもらっています。
基本形のみの場合でもよいのですが、
基本形を演奏しようとすると場所の移動が大きいので、最初から展開形の方で教えています。
これが基本形の場合の音の並びになります。↓
まとめ
『ぴぴピアノ教室』のレッスンでは、コード奏を音楽に興味を持ってもらうためのあるいは、ピアノ演奏の醍醐味
を知ってもらうための手立てとしてレッスンで扱っています。
なので、全部の和音を教える事は無いし、
ポピュラーのアレンジのような発展したコード奏は扱っていません。
基本を使ったものだとご理解頂けるとありがたいです。
譜読みが少し苦手な生徒さんだと、
コード奏を扱う事によって
苦手意識が少し無くなって、
でもピアノの演奏が出来るので、
楽しんで取り組めるようです。