生徒さんに譜読みをさせる時は、最初は、ある程度の手立てが必要と思う
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ぴぴオンラインピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
レッスンに来るのを忘れちゃう、曜日がわからない
という生徒さんがいまして、私も【思い当たる事があったなあ】と思い出している事でした。
子どもの頃、レッスンは、バスに乗って、かなり離れたところへ通っていました。
玄関では、呼び鈴を鳴らさないといけなくて、先生からのお返事を待って、玄関を入ります。
昔は、このレッスンに通うのが、嫌で、恥ずかしいのですが、とても厳しい先生でしたので、練習もあまりせず・・・
楽しければ、行きたいですよね〜。
自分で、練習できる方法がわかれば、練習して、達成感とともに、意気揚々と通っていたと思うのですが、如何せん、練習しても上達せず。
だから、いま、生徒さん達の気持ちが痛いほどわかる。
この生徒さん、他所から移ってこられたのですが、結構、難易度の高い曲を練習していて、定番の楽譜も持っていたし、すごく頑張っていた様でした。
譜読みに苦労していたと言っていました。
ピアノの弾き方は、ガチガチに力が入っていました。
ちょっと息抜きすることにしまして、基本の曲を使って、まずは、丁寧に譜読みの仕方から復習させました。
曲の数は、減らしました。
ピアノに慣れていて、よく曲なども弾ける大人は、【どうやって、やっていたのか】、【どこに苦労していたか】を忘れてしまいます。大人は当たり前に、色々と出来ますけど、出来ない頃があったはずなんですよね。
みんなわからなかった、出来なかった、その部分の方法を伝えてあげます。
すると、後は、どんどん練習してくる様になります。
練習の仕方がわかったんですから、後は本人の努力次第ですからね。
この生徒さんも今では、とてもよく弾いて来てくれる様になったし、何よりお顔が明るくなりました。
力も抜けて、とても上手です。
私たち大人は、大人になるといろいろ忘れちゃうから、そんなことにならない様に、思い出し思い出し、レッスンしていけたらいいなと思っています。
練習しない時は、叱るなんて全くの無意味なので、まず何故なのかを読み解くことから始めます。
理由がちゃんとあるんですね。
それから、練習するための手だてを考えますよ。
子どもの生徒さんにも、楽しくピアノを弾いて欲しいですから。