生徒さんが【出来なかったらどうしよう】と思う時、手だてを考える

手作り教材 教室レッスンでの様子

鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【こどものピアノ教室】、いのうえちづよです。

 

子どもの教室は、【ただ弾ければいい場合】だけではないと思っています。

かと言って、【だから、コンクール】でも無い。

 

何か音楽の事に進もう、音楽を役立てようと思った時、困る事は、ピアノが弾けない事、楽譜がわからない事。

 

なので、じっくりと進めると共に、キチンと身につけられるといい思っています。

 

子どもの教室では、そういう事を考えながら、

でも楽しみながら、自然にいろいろな事が身につけられるように進めます。

 

 

出来なかったら・・・

レッスンでは、実際に行動しながら進めます。

中には苦手な事も出て来ますね。

 

生徒さんの顔が、曇る時、思っているのは、

 

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]難しそう・・・。[/voicer]

 

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]出来なかったらどうしよう。[/voicer]

 

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]怒られるのかな[/voicer]

 

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]お母さんも見ているし。[/voicer]

 

前もこんな事ができなかったな。

この事苦手だな。

やりたく無いな。

帰りたいな。

 

生徒さんの心の声があ。

うわ、レッスンやめようかな。

と、こちらも つい。

 

ひえ。

 

私も子どもの頃、引っ込み思案で、人の評価を気にする小心者でした。

あんまり変わんないかなあ、今と。

 

なので、生徒さんの気持ちがすっごくわかるんです。

保護者様もきっとお分かりですよね。

 

こういう時は、励ましたり、他の出来る事と比べて、これも出来るよ!

と言って上げるのが1つの手。

 

ですが、あえて、出来ない時は、さっさとその事から手を引いちゃったりします。

 

出来ないよ、ダメだなあ〜

と生徒さん自身が、自分で評価を下す前にサッサと撤退。

 

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.30-困り顔.jpg” name=”おかあさん”]え、逃げる事になりませんか?[/voicer]

 

[voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2019/03/chizuyo.jpg” name=”Chizuyo”]逃げる事?[/voicel]

 

 

違う。

 

再度挑戦するエネルギーを残しておく事と再度の挑戦もしてもいいんだという、とっても前向きな方法です。

 

出来なかったら、何回でも 挑戦してもいい。でも、諦めても良い。

判断力を培う為には、自分で評価を下させて、肯定してあげる事。

 

明らかに間違った事を、闇雲に肯定する必要は有りませんよ。

子供はバカじゃありません。

健全に育てていれば、きちんと判断力がつくんです。

 

で、レッスンでは、さっとやめて、他の事をした後、さりげな〜く戻って来るんです。

すると、不思議と出来ちゃったりする。

 

ちょっとインターバルって必要なんですね〜。

 

今日のレッスンでは、サッサと取りやめました。

また次回引っ張りだして、やってみようと思います。

絶対、出来ますよ。

 

まとめ

新しい事にすぐ取り組める子どももいれば、出来ない子もいますね〜。

いて当たり前です。

でも、次に挑戦できる機会は何回でも持てるはず。

ピアノのレッスンだけど、そういう事も生きる力として、伝えられたら良いと思っています。

今日もお読みくださって、ありがとうございました。