お子さんに尋ねられたら、答えを教えるのでは無く、やり方を一緒に探しましょう。
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鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
お家での練習には、保護者様が手をかけない方が、自立になって、上達しやすいです。
でも、うちの子、全然弾けないんです。私に訊いてくるので教えてしまうんですよね。
おかあさん
今日はこのお話です。
目次
お子さんに尋ねられたら、答えを教えるのでは無く、やり方を一緒に探しましょう。
楽譜を読む時は、最初は、難しく感じると思います。
特に小さいお子さんの場合ですね。
初めての【譜読み】なのですから。
なので、ついつい、お子さんもお母さんに甘えたくなっちゃうんでしょう。
おかあさんも頼られちゃうとつい答えたりしちゃいますよね。
でもね、こう言う言葉はダメです。
習ったんでしょ。自分でしなさい。
とか
おかあさんに、きいたらだめでしょ。
せんせいに、自分でしなさいって言われたでしょ。
などなど。
これは、なんの解決にもなりません。
かえって、反発心を煽って、ピアノが嫌いになっちゃうかも、です。
おすすめの声かけは、こういうもの
おすすめの声かけは、こういうものです。
何の音だろうね、一緒に調べてみようか。
どこの鍵盤で弾くのかなあ、お母さんも知りたいな。
ほらこの色音符表で一緒に探してみようか
おかあさん
大人は、先生になる必要は無い
大人は、先生になる必要は無いんです。
すべて知っている必要もありません。
一緒に寄り添って学ぶと言う姿勢が一番大切なんです。
そうすると、お子さんは、
- お母さんは、わかってくれる
- 困った時に助けてくれる
と思えて、前に進んでいけるんです。
頼りになる大人の存在は、とても大切です。
わがままでも何でもありません。
心の支えです。
でも、うちの子、台所に立つと訊いてくるので、困ってしまうんです。
おかあさん
わかります。
子どもってなぜか、お母さんが忙しくなるとまとわりついてくるんですよね。
うちもそうでした。
Chizuyo
忙しいおかあさんに、
私のことも見てて!
というお子さんなりの思いがあるのかもしれないですね。
おすすめの方法としては、お母さんも虎の巻を作っておきましょう、です。
ここでは、音階表を冷蔵庫に貼っておいて、すぐに一緒に見てください。
コピーも差し上げますので、おっしゃってくださいね。
- 楽譜の音は、どれだった?
- 場所は、どこかな。
- 何色の音だろう。
こう言うやりとりって、ずっとは続きません。
本当に、今だけです。
やり方が、きちんとわかって、自分で取り組めるようになるとお母さんに聞いて来る事は無くなると思います。
これは、学校のお勉強でもそうですよね。
自分でもできるんだと言う事を伝えよう。
最初から答えを教えてしまうと、子供は、
お母さんに訊くと楽だな〜
はなちゃん
と感じるので、ずっと【どうしたら良いの〜?】と訊き続けると思います。
なので、最初の1・2回は、やり方を一緒に見てあげると良いと思います。自分の力でできたように仕向けるんです。
すると、その事が自信になって、頑張れるようになります。
教えてあげる事は、残念ながら愛情ではないんですね。大人側の自己満足になっちゃいますね。
まとめ
お子さんができない時は、一緒にやり方を見てあげるという方法が一番大切ですね。
自分でもできるんだと言う事を教えてあげましょう。
一緒に子育てしましょう。