【何度言ったらわかるの】は止めて、言葉を工夫して何度でも伝えよう
鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
うちの子、何度言ってもわからないみたいなんです。最近は、怒ってばかりで・・。少し、心配なんですよね。
おかあさん
これって、レッスンでもあることなんです。
そういう時、している事をお伝えしてみますね。
目次
【何度言ったらわかるの】は止めて、言葉を工夫して何度でも伝えよう
ある事を、出来るようにさせるために、何度も言っているんだけど、なかなか定着しない事ってあります。
お勉強もそうだし、翌日の準備を必ずしておくなどの場合ですね。
レッスンでも、もちろんあります。
昔は、私もただひたすらその事を【言う】ことで済ましていました。
この方法って、良いようでいて、お互いにストレスになるんですよね。
初めてのことはなんでも最初はできないので、忍耐強くが前提
初めての事って、なかなか出来るようになりません。
大人もそうですよね。
人によっては、すぐ出来る人もいるかもしれませんが、
そう言う人は、ほんの一握りです。
なので、できて欲しい事は、忍耐強くしつこく繰り返すのがいいようです。
ピアノコンクールの審査員の方が、
子供は、これでもかと言うくらい繰り返す必要がある。1・2回言ったからと言って、できるようになるはずがない
とおっしゃっていました。
やっぱり、何事もそうなんだな、と思う事でした。
繰り返す方法は、工夫をしよう
繰り返すと言っても、ただ同じ言葉で繰り返すのでは、効果が良くありません。
お母さん、また同じ事を言ってる。
うるさいなあ
これが、1番の曲者です。
何を言っているのかわからないけど、何かを繰り返しているのはわかる
という状態です。
まずいにゃ・・。
猫ちゃん
そうなの。これ、レッスンでもやってた。
Chizuyo
おすすめは、考えさせる事です。
- なぜ、これをしないといけないのかな?
- 出来るようにするためには、どうしたらいいと思う?
- この方法は、わかったかな?
- 先生が言ってることわかる?
- わからない時は、言ってね。
などなど、です。
考えさせる事は、大切な事です。
まだわからないだろうと思わずに、小さいうちから、考えさせた方がいいです。
大きくなると、即決しないといけない場面が増えます。
そうなると、早く定着させたいので、叱る事になっちゃうんです。
なので、小さいうちから、考えさせると言う事を癖づけておくといいと思います。
お母さんの気持ちは、本当にわかります。
私も親なのです。
でも、あきらめないで頑張りましょう。
まずは、こちらに意識を向かせよう
レッスンでは、何回も何回も、時には言葉を変えて説明します。
この事は、今から何回も言うから、すぐに覚えなくてもいいからね。
と言ったりします。
こどもは、本来、天才です。
すぐに色々と覚えます。
でもね、今取り組んでいる楽しい事があったら、こっちの言う事は、全く耳に入っていないでしょう。
レッスンでは、今、ピアノのレッスンに来ている
という気持ちがあるので、それは、少し問題が変わりますよね。
お家では、まず、お母さんに意識を向かせる事が大切。
特に大切な事は、【〜しながら】にならないようにして、声かけをしてみてくださいね。
まとめ
子供さんに何か伝える時は、1・2回であきらめずに、最初から、何回でも繰り返すつもりで、お話をしてみてください。
次に、言葉の表現を色々と変えてみましょう。
言い方で、すぐに耳に入ることもあります。
ただし、お子さんが傷つくような言葉は使わないでね。