押さえにくい和音は、「力の向き」を変えるだけで楽になります

練習方法

こんにちは。いのうえちづよです。

困った顔の女性
困った顔の女性

和音って押さえにくいですよね。どうしても音がバラバラになります。

こんなお声を、レッスンでよく伺います。

特に三和音(ド・ミ・ソのような3つの音)を弾くとき、
中指がうまく入らなかったり、音が揃わなかったり。

今日は、そんな「押さえにくい和音」のお話です。

押さえつける弾き方では、和音は重くなります

和音が弾きにくいとき、多くの場合、

力が“下向き”に入りすぎている

ことがあります。

鍵盤を「押さえつける」ような感覚や、
手全体で引っ張るような動きになっていませんか?

その状態だと、

  • 打鍵が重くなる
  • 音がバラバラになる
  • 中指だけ遅れる

ということが起こりやすくなります。

和音は、力任せに押さえるものではありません。

大切なのは、「どの方向に力が向いているか」です。

まずは音を抜いて、和音の形を感じてみましょう

クラシックのレッスンをしっかり受けている方は、演奏中に音を抜くことは難しい場合もあるかもしれません。

でも、ピアノに触れて間もない方や、独学の方には、ぜひ試していただきたい方法があります。

中指を抜いて弾いてみる

例えば、ハ長調のⅠの和音
ド・ミ・ソ

これを、

ドとソだけにしてみる

のです。

これなら、

  • 長調(ド・ミ・ソ)
  • 短調(ド・♭ミ・ソ)

どちらにも対応できますし、
手の安定感も感じやすくなります。

まずは、和音の「形」を感じることが大切です。

手首を少し高めに。力は“指先の向こう側”へ

ドとソで安定したら、
次に中指を戻してみましょう。

そのとき、

  • 手首をほんの少しだけ高めに
  • 手の形は崩さない
  • 力の向きは“指先の向こう側”へ

を意識してみてください。

鍵盤を押し込むのではなく、指先に体重を預けるような感覚です。

ほんの少し手首を上げるだけでも、驚くほど弾きやすくなることがあります。

怒りながら練習しなくて大丈夫

余談ですが…

うまくいかないと、つい眉間にしわを寄せてしまいますよね。

でも、怒りながら練習しても、
体はどんどん固くなってしまいます。

以前、テレビでスポーツの監督さんが、

「真剣な顔で走るより、笑顔で走った方がタイムが伸びる」

と話しているのを見ました。

体は、気持ちとつながっています。

和音も同じです。

少し肩の力を抜いて、
ふっと笑顔で弾いてみてください。

それだけで、音が変わることもあります。

まとめ|まずは“感覚”をつかむことから

左手や利き手ではない手を動かすことに、
抵抗を感じる方も多いと思います。

毎日何時間も練習できる方は、実は少数です。

だからこそ、

  • 音を減らしてみる
  • 形を感じる
  • 力の向きを変えてみる

こうした「コツ」を知ることが近道になります。

和音は、力で押さえるものではありません。

向きを変えるだけで、ぐっと楽になります。

どうぞ試してみてくださいね。

今日もお読みくださって、ありがとうございました。

🎵 和音が押さえにくいとき、力を入れすぎていませんか?
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