将来役に立つコードを使った演奏能力と楽しむ為の耳コピー力を身につけよう

楽譜に書かれたコード記号 思っている事

鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。

教室HPのTOPに掲げている教室理念の中の一つに、【生きる力】があります。この中には、【ピアノを生かした職業に就く】という項目と【生きていく上で必要な生きる力になる】という項目の為に、教室レッスンで取り組んでいる事について書いてみます。

 

将来役に立つコードを使った演奏能力と楽しむ為の耳コピー力を身につけよう

ピアノのコンクール、例えばショパンコンクールなどで曲の演奏をする人たちは、演奏する曲はショパンの作曲したショパンの曲ですよね。
楽譜もしっかりと決まっていて、自分で好きなようにするアレンジ演奏などはあり得ません

反対に、ストリートピアノなどで、即興で演奏する人たちは、オリジナルの曲を自分流にアレンジしてピアノを弾いています。

 

 

はなちゃん
はなちゃん

アレンジ?

 

ちづよ先生
ちづよ先生

アレンジ演奏とは、その曲でのふさわしい音を使って、好きなリズムで自由に演奏する事です。

 

 

通常の教室レッスンで学ぶのは、楽譜をしっかりと読んで楽譜の通りに演奏する弾き方です。

ちづよ先生
ちづよ先生

これは基礎の部分なので、とても大切です。

上に挙げたような、好きにアレンジする方法を学ぶ為には、教室オリジナルレッスンで学ぶコード奏が役立ちます。
この方法を学ぶと楽譜に書かれている音を読むのが苦手でも、曲の練習がちゃんとできない場合でも、ピアノを演奏する事ができます。

 

例えば、お友達のパーティなどで急にピアノを弾いてと言われた時でも、コードがわかっていれば、自分なりにアレンジして演奏する事ができるというわけなんですね。
この方法で、ストリートピアノなどを弾く方は多いですよ。

他にも、保育士さんなどが急に日々の活動ピアノを弾かなくてはならなくなった時でも、練習していない曲でもコードの書いてある楽譜があれば、演奏は可能です。これが、将来につながる弾き方、ピアノを活かした生きる力ですね。

 

 

 

また、自分だけのためにピアノをちょっと弾くこともできます。

ちょっと心が疲れている時に、自分の好きな曲を演奏する事で気持ちが慰められる事ってあります。そういう場合のピアノは、きちんと練習するというよりかは、ちょっと爪弾きたいもの。そういう時にも役に立つと思うんですね。

この為に学ぶ方法が、コード奏で学ぶアレンジ演奏です。

 

コード奏で学ぶアレンジ演奏とは

コードというのは、楽譜に書かれているこういう記号です↓

楽譜に書かれたコード記号

 

 

ギター譜にも書かれていますよ↓

ギター譜に書かれたコード記号

 

 

歌詞だけの楽譜にも書かれています↓

歌詞に書かれたコード記号

 

 

全部同じものです。
この上の3つの楽譜どれでも、ピアノで音にする事ができます。

 

猫太郎
猫太郎

そうなの?

ちづよ先生
ちづよ先生

そうそう。

参考記事はこちらから
ぴぴピアノ教室【大人のピアノ教室】サイトに飛びます↓
コードが書いてあれば、バンド譜もリコーダー譜も演奏可能!【コード活用法】

 

コードを使ったレッスンでは、まず、コードを表しているアルファベットを学んでもらいます。

A・B・C・D・E・F・G

つのみです。

これは、

A=ラ B=シ C=ド D=レ E=ミ F=ファ G=ソ

を表しています。

はなちゃん
はなちゃん

なんとかなりそう・・

ちづよ先生
ちづよ先生
でしょでしょ。

 

 

それから、ハ長調で使われるコードの中から、まずは、基本三和音と言われるC・F・Gを学びます。

C・・シーメジャーコード(ド・ミ・ソ)
F・・エフメジャーコード(ファ・ラ・ド)
G・・ジーメジャーコード(ソ・シ・レ)

これは、小学校5年生で習う和音を機に、Ⅰ・Ⅳ・Ⅴも和音から紐づけてレッスンいたします。

C=Ⅰ F=Ⅳ G=Ⅴ

はなちゃん
はなちゃん

ふーん。

この和音を使って、童謡の曲を使ってコード奏の練習を、レッスン時間内に毎時間取り組んでもらっています。自宅練習はありません。

この事で、コード弾きの最初の基礎の部分は、クリアです。

はなちゃん
はなちゃん

それだけでいいの?

ちづよ先生
ちづよ先生

まずは、これで十分。何とかなりそうでしょ

 

コード弾きのレッスンいつから

お母さん
お母さん

コード弾きのレッスンはいつから始めるんですか?

開始の年齢は、学校の授業で和音を習う学年に合わせて始めていますが、その他の場合にもレッスンしています。

例えば、通常のレッスンで取り組んでいる曲が少し難易度が上がってきた時に、譜読みなどの作業から離れて、ちょっとだけ息抜きさせたいなという場合です。

他にも、日常的に練習時間が取れなくなってきた生徒さん【例えば受験生など】に合わせて始めています。
なぜなら、学ばせる事が目的ではなくて、これを学ぶ事で、さらにピアノに楽しく取り組めること目的としているからです。

通常、レッスンは自宅での練習が欠かせません。
どの生徒さんも自分のペースでよく頑張ってきています。

でも、日常はいろいろな事が起こりますよね。ピアノだけ練習していられれば良いのですがその事だけではありません。
学校の事、友達の事、他のグループでの事で、練習ができない事だってあります。

そういう時に、ただ叱るよりも他の手立てを得る事で、楽しくピアノを弾けると思っています。
その為に、このコード奏を学ばせています。

 

さらに役立つ耳コピー

耳コピーという言葉を聞かれた事がありますか?
聴いた曲を、楽譜に頼らず音にする事です。

楽譜をそのまま正確にコピーするには、別の能力が必要です。絶対音感などですね。

楽しむための耳コピーでは、絶対音感は必要ありません。

はなちゃん
はなちゃん

絶対音感がなくてもできるの?

ちづよ先生
ちづよ先生

できるよ。

それには、その曲と同じ響きを持つまとまりがわかる能力によってできるようになります。
これは訓練は必要は無く、方法がわかる事とピアノ曲を長年弾いている事で、自然と身についてきます。

方法とは、何の音かはわかるというだけでは足りないので、日頃のレッスンで扱う音感や音階などを学ぶことによって、その音がどの響きのグループに属しているかがわかるようになるやり方です。

これを学ぶ事で日常的に楽しむ耳コピーはできるようになります。

 

まとめ

子どもさんの場合は、発達段階に合わせて継続してピアノを弾く事で、将来いろんな場面で役に立つピアノの演奏能力を身につける事ができます。昔習っていたんだけどもう弾けないにならないように、せめて高校ぐらいまでは【弾く事】を継続させて欲しいです。

でもその為に、無理やり練習はNG!

無理無く楽しく弾けるように、さらに自宅練習で継続できないのなら、教室レッスンでピアノを触るだけでも全く触らないを回避できます。
これで、継続していく事ができます。

教室レッスンでは、基礎の部分を扱いながら、このように、将来に役立ってさらに音楽の楽しみの幅を広げられるようなレッスンを展開しています。
その場限りのレッスンでは無く、最初に書いた教室理念の【生きる力】を身につけられるといいなと思っています。

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