小学校に上がるまでは、ただ楽しいだけで十分
Warning: Undefined variable $kanren in /home/chizyon6392/tounpipi24.com/public_html/child/wp-content/themes/elephant3/library/shortcodes.php on line 578
以前の記事でムジカノーヴァ(2010・11月号)の中の記事をご紹介いたしました。
【習い事は音楽だけでいい】という脳科学者澤口俊之さんが、さらに、小学校に上がるまでは、ただ楽しいだけで十分ともおしゃっておられたそうです。
今日はその事について私のレッスンでの生かし方を書いてみますね
小学校に上がるまでは、ただ楽しいだけで十分
子どもって、なんでも遊びにしてしまえる天才ですが、レッスンでも、基礎練習はカードを使ったりストップウォッチを使ったりして、ゲーム感覚で取り組みます。
音楽用語なども、教本を見ながら進める場合とカードに書いたものをパッと見せながら進める場合とあります。
他に、手の演奏フォームを整えるために、まず手首を柔らかくすることから感覚でつかませます。
その為に【リボンでくるくる体操】をやってみたり、グーパー体操をしたり。
これって、ピアノで素敵な曲を演奏する為に大切な必要な事ですが、小さいうちは音が苦しみにならない様に、ピアノの練習が訓練にならない様に、気を付けながら進めるんです。
なので、こんなレッスン内容になって、かつ、この事が【楽しみ】になるんですね。
遊ぶ時って、子どもは、何時間も集中力が続くじゃないですか。
これを使わない手はないですよね。
人には、個人差があってそれが個性にもなると思うのですが生徒さんも、最初から音符をしっかりと読む生徒さんもいれば音符を嫌がる生徒さんもいらっしゃいます。
そのいろいろな個性がある生徒さん達に、【等しく楽譜を読ませて】、リズムうちなどの【基礎練習】をさせるには、やっぱり楽しい方がいいです。
もし、ピアノのレッスンが楽しくなかったら
もし、ピアノのレッスンや練習が楽しく出来なかったら、これは本当に問題ですよね。
子どものうちは、特に小さいうちは、楽しくない事は続かないです。
毎週1回、つら~い時間がやってきます。
繰り返し繰り返し…。
嫌だあ。
はなちゃん
これは大人でも嫌です。^^;
楽しい事はいい事なんだろうか
ピアノも練習しないと上達はあり得ません。
なので、自分で練習する必要はあります。
ですが、練習は楽しい事ばかりではありません。
うまく弾けないと涙が出たりするし、今いるステージから次のステップアップを目指す場合は、やっぱり苦労がつきものです。
それを支えるのが、過去の経験ですよね。
練習で楽しかった事や達成感です。
昔、これが出来た時は、楽しかったな。いまはむずかしいけどまた、頑張ろう!
はなちゃん
その為には、やっぱり楽しい経験をたくさんしていた方がいいです。【楽しい思い】ですね。
なので、たくさんの【楽しい】をたっくさん、その生徒さんの中に蓄積しておきたいんです。
その経験が、練習を乗り越えさせてくれると思っているのです。
今日のまとめ
子どもの頃は、せめて学校に上がるまでは、たくさんの【楽しい】があったほうがいいです。
これはなんでもそう。
【楽しい経験】、【楽しい記憶】はその子を強くさせます。
逆ももちろんあります。
ですが、子どもの場合は、つらい事ばかりじゃ、くじけてしまいます。
【練習は大変なものが当たり前】とおっしゃる方はいるでしょう。
【つらい事をばねに】という場合ももちろんありますね。
ですが、みんながみんな、そういう人ばかりでもありません。
何より楽しい思いは。楽しい経験です。
乗り越えられる原動力は、こちらだと考えています。