お子さんの達成度に合わせて、声をかけよう。能力は関係無し。
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鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
子どもさんには達成度というのがあります。
- そこまで、どんなふうに教えられてきたのか
- どんなふうに弾いてきたのか
- 自宅での練習はどうのようにしてきたのか
そういう事で、そこまでの達成度が決まります。
これは決して、能力の差ではありません。
今日はこのお話です。
おこさんの達成度に合わせて、期待をかけよう。能力は関係無し。
たとえ話をします。
あなたは、卵焼きの作り方は知らないですが、卵焼きを作らないといけなくなりました。
そのために、卵と道具、塩や醤油などの調味料、混ぜるための材料や道具だけ渡されました。
作り方を知らないのですから、ここで、う〜んと考えます。
でも、作り方を知っている人から見たら、なぜさっさと始めないのだろう・・と思うと思うんです。
でも、作り方は、わからないのですから、動けません。
これを、ピアノの練習で考えてみたいと思います。
新しい曲の楽譜を目の前にして、弾き方がわからない、練習の仕方がわからないお子さんはすぐに動くことが出来ません。
それを見て、すでにピアノを習っている、または、ピアノが弾ける親御さんは、
・なぜさっさと練習に入らないのだろう
・練習したくないのだろうか
・いつも言わないと動かない
等と思われるかもしれません。
でも、このお子さんには、
・鍵盤の場所がわからない
・どの指を使ったら良いのかわからない
・音符が読めない
・音を取る事ができない
・リズムがわからない
などの、困った事があったとしたら、どうでしょう。
曲の練習を始めるどころではないです。
おこさんの達成度を見極めてほしい
お子さんにとって、そこまでの過程で、できるようになっている事が、それぞれ違います。
同じ教室、同じ先生に習っていたとしても、兄弟姉妹でも、全く違うんです。
まずは、どこまで出来るようになっているかを見極める事が大切です。
それから、声をかけて欲しいです。
練習しないからと、楽譜を増やしてもダメです。
ますます練習しないし、嫌いにしてしまう事があるかもしれません。
嫌いにしてしまったら、教える事はできません。
嫌い
というものを好きにさせて、さらに上達させるには、かなり難しいです。
声かけは慎重に
自宅での練習を気にされる保護者の方は多いです。
ピアノ講師の中にも多くいらっしゃいますね。
わかります。
弾けるようになるためには、練習が必要ですからね。
でも、闇雲はダメです。
絶対に、それでは上達に結びつきません。
なので、
練習しなさい
の一言で、お子さんを縛る事はやめて欲しいと思っています。
教室に通っている生徒さんについては、自宅練習まで、考えてレッスンしています。
自分の力でこのぐらい練習しているようだから、その練習量で出来るようになるのは、これぐらいだろう
Chizuyo
と考えて、課題を出しています。
もし、ある週だけ、保護者の方が、手取り足取りすごく練習させたとしましょう。
次から、手伝ってもらわないと練習しなくなると思います。
自分の力じゃ、できないと思ってしまうから。
子どもの達成度は、その子、その子、それぞれ。
あせって練習させるよりも、まずは、自宅練習に入る前に、出来るようになっていないと困る事を、出来るようにしましょう。
まとめ
自宅練習での声かけは慎重にお願いしたいです。
いつまでもピアノが好きで、音楽が好きで、楽しんでもらえるように、レッスンは進めています。