学校に行けない生徒さん、ピアノが励みに。
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ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。
姶良教室の頃、教室に登校拒否のお子さんが通って来てくれていたんです。
もう今では、すっかり大人になって立派に社会人になっています。
教室では、このような生徒さんも受け入れているので、今日はその事について書いてみようと思います。
学校に行きたくても行けない子
学校に行きたくても行けない子っていますね。
実は、わが子も学校に行けない時期がありました。
きっかけは、我が家の場合は、喘息でした。
喘息って、昼間は元気なんです。
病院で吸入の処置をして頂いた後は、普通の子どもと変わりないくらいで。
でも、夕方から明け方に発作があるので、眠れないんですね。
この状態は、季節によっても違うのですが、長く続くと目の下にクマが出来るんです。
この時に周りの大人から受けた言葉によって、学校に行けなくなってしまったんですね。
何気なく言われた言葉だと思うのですが、
お前元気だな。さぼりか?
自己管理がなっていない。
体調管理がなっていない。
夜は早く寝なさい。
生活リズムを元に戻せ。
というような言葉だったと思います。
一時期は、大変な時期を過ごしました。
おかげで、親の私は、喘息の勉強を一生懸命しましたよ。
このことから、学校って、心身ともに健康な子が通える場だなあと思っています。
少し元気が無かったり、悩みがあったりする子、また、病気がちな子も通えないなあと思っていました。
息抜きや楽しみになるピアノ
教室に通って来てくれたこの生徒さんは、体が弱い子で、頭が痛かったりしてよく学校を休んでいました。
でも、レッスンだけはお休みする事がなかったのです。
毎週楽しそうに通って来てくれていて、出来る範囲でピアノも頑張っていました。
好きな曲の楽譜もたくさん持ってきてくれていて、全部演奏できない時は、連弾で曲を仕上げたりしていましたよ。
とても楽しそうでした。
教室では、学校に行けないけどとおっしゃる生徒さんも受け入れています。
ピアノのレッスンをする上では、何にも差しさわりはありません。
このような場合は、他の生徒さんと交わる場である弾き合い会も本人が望めば参加させますが、無理に参加させることは無いです。
すこしでも、その生徒さんの息抜きになって、楽しみなるのであれば、どうぞ一度お教室にレッスンに来られてみてください。
レッスン時間は、午前中を設定させて頂いています。
まとめ
親としては、学校に行って欲しいという気持ちが本当だと思っています。
ですが、わが子がこのような状態になって、無理やりいかなくてもいいんじゃないのかなあと思うようになりました。
もし、連れて来てみたいとおしゃるのであれば、どうぞご遠慮なく一度体験にお越しくださいませ。
ピアノが、楽しみになるかもしれないですよね。
そして、もしかしたら生きる力になるかもしれないですよね。
そうなったら、とても嬉しい事だと思います。