楽譜に書かれたコードを使って簡単なコード弾きでピアノを楽しむ方法
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鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
まだ、楽譜の音がよく読めない・指がうまく動かないという時に楽譜に書かれたコードを使って、簡単な伴奏の演奏をする場合があります。
今日はこのお話です。
目次
楽譜に書かれたコードを使って簡単なコード弾きでピアノを楽しむ方法
ぴぴピアノ教室では、【お好きな曲でレッスン】になっています。
でも、レッスン開始後、好きな曲にすぐ移れない場合もあります。
なんでえ?
はなちゃん
レッスン開始後の最初は、基礎項目を扱っています。
✅【指番号についての説明】
✅【指遣いの確認】
✅【楽譜についての説明や見方】
✅【ピアノを弾くための演奏フォーム】
です。
そんなことが一通り出来るようになったらいよいよ【弾きたい曲でレッスン】の開始です。
今回は、J-popと呼ばれるジャンルの曲から楽譜を選んでみました。
楽譜選び
ポピュラー系の楽譜で気を付けている事は、コード(和音記号)が必ず書いてあるものを選びます。
楽譜によっては、これが書いてありません。
その楽譜を使いながら、いろいろな場合を考えた時、例えば、
【譜読みが追い付いていない場合】
【何らかの理由でその楽譜が最後まで弾けない場合】
などの場合にコードが書いてあると、その曲を演奏する手立てが取れるからです。
楽譜の難易度
楽譜にはいろいろな難易度があります。
一般に、【初級・中級・上級・プロ並み】という感じです。また、同じ難易度だったとしても、編曲の仕方も様々です。
その中からその生徒さんに合った楽譜を探します。
でも、音を出してみないと弾けるかどうかわからない場合、または、何らかの事情で、仕上がり時間などを短縮したい場合が出てきたりします。
そういう場合は、書いてあるコードを使ってアレンジして弾かせます。
コードの最初の記号を使って左手の伴奏を作る
この方法は、ぴぴピアノ教室だけのオリジナルの方法ですが、この方法を使うと、行き詰っていた【譜読み】や【演奏】に活力を与える事が出来、かつ、生徒さんのやる気を盛り返す事が出来ます。
がんばるよ~
はなちゃん
使うのは、コードの頭の部分です。
まずはこちらの表を見てください。
コード読みに使われているのは英語のアルファベットで、AからGまでです。
【A】のアルファベットを【ラ】の音から順番に当てはめていくと、一回りしますね。
そして、次はこちらです。
Gは本当なら【ソ・シ・レ】を表しているのですが、上の表のようにGは一つだけだとソなので、ここでもソだけを演奏します。
他のものも、同じように弾きます。
C=ド FM₇=ファ D₇=レ
となりますね。
コード記号は、本当なら和音を表したものなので、例えば【G】だったらソ・シ・レの和音を表しているのですが、この記号のように、G=ソだけを弾きます。
1小節の中に、コードが1つ書いてあった時は、音を1個だけ【全音符】で演奏してもいいし、【4分音符】、又は【2分音符】で刻んでもいいです。
また、小指と親指で、1オクターブにして演奏すると音に広がりが出て、楽譜の通り演奏していないんだけど、とても素敵に聴こえて、演奏者の株もぐっと上がります。
さらにアレンジして弾けるので、自分なりのオリジナルの演奏が出来ます。
アレンジ力も付く一石二鳥
この方法は、それぞれのコードすべての構成音を覚える必要はありません。
Cならド・ミ・ソとかですね。
なので、低学年の生徒さんにも使える方法です。
小学校の5年生ぐらいで、音楽の授業で
C=Ⅰ(いち)の和音:ド・ミ・ソ
F=Ⅳの和音:ファ・ラ・ド
G=Ⅴの和音:ソ・シ・レ
G7=Ⅴ₇の和音:ソ・シ・レ・ファ
は習います。
その時が来たら、もう少し発展させた弾き方を扱います。
普段の演奏では、1つで大丈夫です。
これを扱う事で、まずドレミ…に対する英語のコード記号が覚えられます。
アレンジという方法も扱うので、この事についても覚えられますね。
一人で、アレンジして演奏する第一歩ですね。
まとめ
譜読みはさせたいんだけど、練習練習とやっていると、流石に気持ちが保てない事も出てきます。
また、曲が長いと譜読みの途中で色音符付けの作業にマンネリ感が出てきたりもします。
さらに体調が悪かったりして、お休みがちになると、曲の練習途中で、曲の仕上がりに、【途切れ】が来たりすることもあります。
本来は、しっかりと楽譜を読み、楽譜に書かれている事を忠実に再現する、というのが本当でしょう。
だけど、たまには、ちょっと外れた事もしたい。
【ピアノは真面目に演奏するだけではなくて、ピアノで遊ぶ事も出来るんだよ~】とわかってもらいたいんです。
ピアノを習っていて、させたい事は、ピアノだけの練習ではなくて、音楽を味合わせることです。
その為の方法として、時々脱線して取り組んでいます。
楽譜は読めるようにしてあげたいけど、楽譜が読めなかったとしても音楽を味わって欲しいです。