鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。
今日は、子育てのお話です。
大人の出来る事と子どもの出来る事は全く違う
私も子育てをしてきていて、もう20代後半の息子が2人います。
早いものです。
子どもが小さい頃、ピアノを教えようとしたことがあります。
お恥ずかしいですが、大失敗しました。
出来ない事があると、つい
【こんな簡単な事が、なぜ出来ないんだろう】
などと思ってしまって、イライラしていました。
あーやだやだ。
今思い出しても、本当に最悪な子育てでした。
子供は、成長過程にあります。
生まれ落ちて、年長さんで5年、小学生に入って、やっと6・7・8年ですよね。
反対に大人は、もうすでに十数年生きています。
私が上の子を産んだ時は、29歳ぐらいでした。
その感覚で、子育てをしても無理なんです。
だって、当たり前ですが、まだ、字もろくに書けない、(指を動かすのが苦手)な子供に
何で弾けないの〜!
と言っても、ますます、弾けなくなるだけですから。
自宅練習ができない生徒さんの本当の理由
実はね、家で練習してこない生徒さんがいたんです。
家での練習方法は、どの生徒さんにもしっかりと伝えています。
この生徒さんの場合には、自宅練習をしない理由が思いつかなかったんです。
そこで、お母さんには内緒で(お母さんごめんなさい)ちょっと聞いてみたんです。
お家で練習できない理由は何かな?
すると、
家で練習しているとお母さんが台所からいろいろ言ってくるから練習したくない
と教えてくれたんです。
なるほど〜と思いました。
レッスンに通っている間は、信頼してお任せください
ピアノって、習ったご経験がなくても、レッスン初期に習うことって、聞いているだけで、大人にとっては、普通にできることばかり。
なぜ出来ないのだろうと思うのは、当たり前。
私も一緒でしたから。
でも、そこで言っちゃうと取り返しのつかない事になりかねません。
指がまだあまり動かないうちは、まずは好きにする事がとても大切なんです。
楽譜の難易度は、だんだんと上がっていきます。
自分の力だけで、頑張って練習していかないと曲は弾けません。
怒って練習させても、難しくなって保護者の方が、教えられなくなったら練習する事ができなくなるでしょう。
嫌いになっちゃうかもしれません。
これだと、ピアノを習う目的を達成する前に辞めちゃいかねませんよね。
まとめ
ピアノは、お子さんの場合、習い始める年齢がすごく低いです。
一般に小学生低学年ぐらいに始めるので、まだ10代前の場合が多い。
そこで、出来る事というのは、少ないです。
まだ、成長過程ですから。
なので、ゆっくりゆっくり進めますから、我慢してお付き合いください。
そのうちに、学校の合唱の伴奏を引き受けるまでに、上達してきますよ。
楽しみですね。