保育士さんに役立つ練習方法があるんです。忙しい合間でも取り組める内容です

練習方法

こんにちは。いのうえちづよです。

保育園って、月ごとに子どもたちと歌う歌が、決まっているようですよね。
先生方に伺うと幼稚園ごとにも違うし、季節によっても変わっていくようです。

教室に通ってこられる保育士さんや幼稚園教諭の先生などは、忙しい中で練習方法がわからず、ご苦労されている方が多かったです。

日頃の活動に役立つ練習方法を知りたいという方へ今日は、書いてみます。

日頃の活動に役立つ練習方法があります

楽譜に書いてある音を読み取ることを譜読みといいますが、この譜読みが苦手な方もいらっしゃいますね。苦手だと時間もかかるでしょう。

そこで、別の方法で音を読み取る方法をご紹介します。

演奏は和音記号を使ってみよう

和音記号とは、コード記号と呼ばれるものです。使っている楽譜に和音記号が書いてあったら、迷わずそれをおすすめします。
譜読みも必要無いし、数個のコードを覚えるだけで演奏に繋げられるからです。

下の画像の赤色の矢印の部分がコード記号です。↓

コード記号の画像

コード記号の画像

 

和音(=コード)記号とは、和音を記号で表してあるものです。

この記号毎に、中身の音が決まっているんです。それにリズムを付けて演奏すれば、ちゃんと演奏になるんですよ。

シャープやフラットが付いていない、ハ長調と言われる調で出来ている曲にまず取り組んでみてはいかがでしょう。

まずは、基本の三和音と言われているC・F・Gの和音記号と中身の音を覚えればいいです。

幼稚園で歌うような童謡などの曲は、

  • シャープが3つぐらいまでの調で作られている
  • フラットが3つぐらいまでの調で作られている

が、多いので、すこしずつ覚えていければいいと思います。

この場合も、和音記号と中身の音だけで大丈夫です。

 

こちらの記事に詳しく書いています。↓
よろしかったら、お読みくださいね。

 

和音記号がついていない場合

正直な所、楽譜を購入される時に和音記号がついたものをご購入されることをおすすめします。

その方が断然楽です!

和音記号がついていない時は、方法が2つあります。

  1. 右手でメロディを弾きつつ、左手の音を楽譜通り弾く
  2. 右手でメロディを弾きつつ、左手をちょっと簡単にして弾く

今回は、②の方法をご説明しますね。

右手でメロディを弾きつつ、左手をちょっと簡単にして弾く

左手の音というのは、右手の音とのきれいなハモリを考えて作られています。右手がドだったら、ミだったり、ソだったり、基本は、ドの音の響きを崩さないような音で出来ています。

その楽譜を使って、少し簡単な音に減らして演奏すると言う方法があります。

小節の中の1拍目

以下の楽譜を例に説明しますね。⬇️

この楽譜、ある童謡の一部です。↑

左手で弾くのは、一番下のヘ音記号の段ですね。そして、和音記号はありません。
この楽譜の中の音を少し簡単にして弾くという方法があります。

①まずは、小節の中の1拍目に書いてある音だけ弾いてみる

最初の音=ファを小節いっぱいに伸ばす弾き方です。全音符=4拍にします。

他の音は弾きません。⬇️

小節の中の1拍目と3拍目

次は、1拍目と3拍目の音を伸ばす弾き方です。

小節の中の拍を、半分づつ演奏するので、2拍ずつの2分音符として弾きます。↓

 

さらに小節の中の音を増やして演奏する

さらに小節の中の音を増やして演奏してみます。

楽譜のように4分音符として弾きます。↓

 

楽譜に書いてある音を、全て譜読みをする時間がない。ヘ音記号は苦手だ。

という場合には、こういう方法がおすすめです。

まとめ

楽譜がきちんとあるなら、そのとおりに弾くのが、当たり前とおっしゃる方もいると思います。

ですが、どうしても譜読みが辛い・・という場合は、こんな方法もあるので、ぜひ、お試し下さい。これで、少し、ピアノを弾く事の抵抗が減らせればいいなあと思います。

今日もお読みくださってありがとうございました