ピアノコードを使って、3拍子・4拍子にアレンジする【まとめ】

3秒子の楽譜 音楽の知識
3秒子の楽譜

こんにちは。いのうえちづよです。

さくらさん
さくらさん

和音だけで、4・3・2拍子のアレンジってできるんですね〜。

今日は、コード(=和音)を使ってできる簡単なアレンジのまとめです。

コードを使って拍子を変えてアレンジする方法

曲の伴奏をする時は、旋律を弾かなくても、左手で、和音の一番下の音(根音またはベース音)を弾いて、右手で和音を弾くだけで立派な伴奏になります。

ピアノコードを使って、3秒子・4秒子にアレンジできる記事を書いています
こちら↓

動画はこちら↓

これだけで、クラシックにもちゃんと通ずるアレンジというのが出来ます。

3拍子の場合

3拍子の伴奏をする時も、和音を使って、1つずつバラバラに演奏する事で、伴奏ができます。

例えば、Cコードの『ド・ミ・ソ』の和音の場合、
このまま、音3つを『ド・ミ・ソ』と演奏すれば、3拍子の伴奏になります。

3秒子の楽譜

3秒子の楽譜

 

ねこ太郎
ねこ太郎

あれ!簡単だね

いのうえちづよ
いのうえちづよ

でしょお

次は、4拍子の場合です。

4拍子の場合

4拍子は、1小節の中に、4拍入っていますね。

和音は、基本3つなので、どれか2回弾いて、3つの音を4つにすることで、4拍子に出来ます。
例えば、Cコードの『ド・ミ・ソ』の『ミ』の音を2回弾きます。

4秒子の楽譜

4秒子の楽譜

『ド・ミ・ソ・ミ』
ほら、4つになって4拍子に対応しました。

ねこ太郎
ねこ太郎

ほほう!

Fコードの時も『ファ・ラ・ド』の『ド』の音を2回演奏して『ファ・ド・ラ・ド』で、4拍子ですね。

順番にとらわれなくても大丈夫です。
曲に合わせて、並びを考えてみてくださいね。

いのうえちづよ
いのうえちづよ

自分なりのアレンジですね。

FコードやGコードの場合は、転回形で演奏する場合も多いので、Fコードなどは『ド・ラ・ファ・ラ』でもいいですよ。

 

転回形についての記事はこちら↓

この方法だと、気軽に伴奏が弾けますよ。試してみて下さいね。

7の付くセブンスコードなどは、4つあるので、それを全部一つずつ演奏する事で、4拍に出来ますね。

👉《ちょっとしたコツ》
C7などのセブンスコードは、7番目の音を足す事が和音の変化になるので、音を3つに減らして弾く場合でも、7番目の音を加えるのがおすすめです。

2拍子の場合

2拍子の場合もありますよね。

2拍子の場合は、3つとも弾く必要はないのですが、弾く場合には、こうしてみてください。

二拍子の場合

二拍子の場合

このように弾くと2拍子になりますよね。

他に、これでもいいですよ。

二拍子の例 ②

二拍子の例 ②

これで、ちゃんと二拍子ですね。

両手でアレンジする場合の関連記事は、こちらから↓

まとめ

ピアノコードを使ったアレンジは、まずは、2拍子・3拍子・4拍子などのカンタンなものからしてみて下さい。
コツを掴んだら、付点のリズムも取り入れてみましょう。アレンジに幅が出てきます。

最初から、むずかしいものにとらわれなくても大丈夫です。
まずは、基本がしっかりとできると楽しいですよ。

お読みくださってありがとう