調の見分け方を2つご紹介します。

ト長調の見分け方 音楽の知識
ト長調の見分け方

ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/07/7778c9322a766f2085cf48b01145d4c8.jpg” name=”さくらさん”]今弾いている曲は、何調なのかすぐ分かる方法はありませんか?調ってたくさんあるので覚えるのが難しいです。[/voicer]

曲には、調というものがあります。
ハ長調とか、ト長調とかの調ですね。

これがわかると楽譜を使った演奏はしやすいので、今日はこの見分け方を2つご紹介します。

調の見分け方を2つご紹介します。

今弾いている楽譜の調の見分け方は、

[enclose color=”” flat=””]

✅ト音記号・ヘ音記号の側についている調号を調べる

✅その曲の最後の音を見る

[/enclose]

という2つの方法があります。

順番に解説しますね。

ト音記号・ヘ音記号の側についている調号を調べる

まずは、楽譜の最初を見ます。
最初に書いてあるのがト音記号・ヘ音記号などの音部記号ですね。

次に、調号がきて、最後に拍子記号です
拍子記号とは、4分の4拍子とか4分の3拍子などの事ですね。

 

調号についての記事は、こちらにも書いています↓
[kanren url=”https://tounpipi24.com/music-knowledge/1948/”]

 

書かれている種類と数で、何の音に書かれているのかが決まってきます。

[enclose color=”” flat=””]
  • シャープが1個ついている場合  ファ
  • シャープが2個ついている場合  ファとド
  • フラットが3つついている場合  シ・ミ・ラ
[/enclose]

こんな具合です。

増えていく順番も決まっています。

[enclose color=”” flat=””]

◉シャープの場合の増える順番

ファ→ド→ソ→レ→ラ→ミ

◉フラットの場合の増える順番

シ→ミ→ラ→レ→ソ→ド

[/enclose] [voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/09/2019.4.24-2.jpg” name=”さくらさん”]シャープが2つついていたとしたら、必ずニ長調ですか?[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]そうです。[/voicel]

この場合は、長調の場合です。
短調の場合は、違ってきます。

 

・短調の場合だったとしたら

シャープが2つの場合はニ長調ではなくて、ロ短調となります。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2017/09/2019.4.24-2.jpg” name=”さくらさん”]絶対ですか?[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]絶対です。[/voicel]

 

同じ調号を持つ長調と短調は、平行調といいます。こちら↓
[kanren url=”https://tounpipi24.com/music-knowledge/10699/”]

 

調号を調べることで、

  • 調がわかる
  • 曲全体を通してシャープやフラットが付いている音がわかる

が理解できます。

 

シャープの場合の見分け方

シャープの場合は、シャープが付いている番うしろの音の1個上が主音になります。

シャープ1個の場合、ファの音についているので、1つ上は、ソの音ですから、ト長調です。

ト長調の見分け方

調の見分け方

 

フラットの場合の見分け方(2つあります)

調号の場所から見分ける方法

フラットの場合は、フラットが基本的に2番めに付いている音が主音になります。
下の楽譜の場合は、2番めはミのフラットですから、変ホ長調です。

フラット調の見分け方

フラット調の見分け方

 

 

ついている調号から、4つ下の音で見分ける方法

へ長調の場合だけは、フラットが1個しかないので、見分け方としては、別の方法があります。
ヘ長調は、フラットが付いている音から数えて、4つ下の音が主音です。

他の調も、この方法でも見分けられます。
この場合は、フラットが付いている音の中で、一番うしろの音から数えて4つ下の音になります。

その曲の最後の音を見る

方法2つ目は、「その曲の終わりの音を見る」という方法です。

[voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]曲は、その曲の主音で終わるという決まりがあります。[/voicel] [voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.26.jpg” name=”はなちゃん”]主音って・・・?[/voicer]

主音というのは、

例えば、ハ長調の場合は、ドの音です。音階の最初の音ですね。

ハ長調の主音

ハ長調の主音

 

ハ長調の曲の場合は、終わりの音はドの音で終わっています。

イ短調の曲の場合は、ラの音です。

[enclose color=”” flat=””]
  • シャープ無しで、ドだったら ハ長調
  • シャープ無しで、ラだったら イ短調
[/enclose]

となります。

 

まとめ

曲の調は、色んな曲を弾くとだんだんわかってはきますが、最初から、わかったほうが良い場合、このような見分け方があります。

ご参考になさって下さいね。