共働きの世帯の生徒さん、自宅での練習の様子

タイムスケジュール 弾き合い会

鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。

 

毎日、暑いですね。

まだまだ、鹿児島は運動会シーズンですしね。

毎日疲れ切って帰ってくるお子さんたちの自宅練習に頭が痛いですよね。

 

本来、音楽って楽しいものなんです。

出来ないからと言ってすぐに放り出すものではなくて、出来なかったら自分で少し頑張って練習するのがいいと思っています。

楽しいと頑張れます。

 

 

今日は、ぴぴピアノ教室の生徒さんの、自宅の練習方法について書いてみます。

 

共働きの世帯の生徒さん、自宅での練習の様子

今日ご紹介のこの生徒さん、ご両親が共働きです。

放課後は学童に行っているので、ご両親のお仕事終わりと一緒に帰宅。

なので、それまでは、ピアノの練習は出来ません。

 

学童の場所に電子ピアノがあるらしく、時々はそこで練習しているんだとか。

ご入会の時は、幼稚園生だったので、自宅練習はほとんどできずにレッスンに来ていました。

 

最初の頃は、これでもいいです。

日常生活を一生懸命過ごしているので、十分です。

レッスンでは、その事を伺って、レッスン内容もレッスン中心のものに切り替えたりしていました。

これは、子どもの生徒さんだからできる事なんですけど、子どもさんは、記憶する事が上手です。

加えて繰り返すという事を取り入れていくとレッスンだけでも積みあがっていきます。

 

ピアノを弾く事だけが、ピアノのレッスンではないです。

やらないといけない基礎の部分はたくさんありますから。

 

慣れてきたら、自宅練習のスケジュールをお母さんと話し合いました。

幼稚園生の場合は、一日の時間が把握できないので、保護者様にリサーチしてから一日の練習の時間を組みます。

組み方は、こちらの↓記事に書いてあります。

一日の過ごし方を生徒さんから聞きながら、どこに練習時間を入れるか自分で考えさせるというものです。

この方法だと練習時間が取れない生徒さんでも、隙間時間が見つかって意外と練習出来ていくものだなと思っています。

 

弾き合い会などの発表曲はどうするの?

ぴぴピアノ教室では、弾き合い会を年間3回予定しています。

目的は曲の発表ではなくて、他の生徒さん達の頑張りにエールを送るためだったり、一人で頑張っているのではなくて、仲間がいるんだという事をわかってもらうためだったり、発表のマナーを知る為だったりです。

 

前記の生徒さんのような場合は、弾き合い会の発表曲が仕上がらない場合もあります。

ですが、【盛大なその場限りの発表会!】が目的ではなくて、

【日々の努力を認めてほめたたえよう】目的にしている

ので、自宅練習が出来ない場合も、何にも心配はいりません。

曲が仕上がらなくても参加できますし、右手だけでも練習したことに変わりはないので、堂々と参加するように促します。

なので、発表曲は仕上がらなくてもOK!です。

 

ですが、不思議とどの生徒さんも本番までに仕上げて来るんですね。

仕上がらない場合の参加でも、だれも何も言わないし、その事について指摘する必要はないと伝えてあるんですけど、やっぱり自分で頑張ってくるようなんです。

えらいなあ。

 

基本的な考えとしては、いざとなったら、参加しないより参加したほうがいいです。

なので、出来ているだけで参加をさせています。

 

まとめ

ピアノのレッスンというと、とかく練習・練習だったり、上手にならなきゃだったり、間違っちゃダメだったり、難しい事が多いので、本来の目的である、音楽の楽しさを知る事に戻しながら、レッスンをしていく事にしています。

今日もお読みくださって、ありがとうございました。