ぴぴピアノ教室の理念
Warning: Undefined variable $kanren in /home/chizyon6392/tounpipi24.com/public_html/child/wp-content/themes/elephant3/library/shortcodes.php on line 578
ぴぴピアノ教室は、一般のピアノのお教室とは違って、コンクール参加をお勧めしていません。
なぜなら、ピアノを習う目的は、コンクールに参加する事だけではないからです。
コンクールに参加する為だけの習い事なら、競争社会の成れの果てで、コンクールに入賞しないとピアノを習っている意味がないという、よくわからない風潮のために、たくさんの子どもたちがピアノから離れていっています。
ピアノが、素敵な音楽を奏でるためではなくて、ただの競争するものとなり下がる事になるからです。
コンクールに挑戦する事・入賞する事は、ピアノを習っている目的の中のたった1つの事です。
もちろん、そのお子さんが、やりたくて挑戦するのであれば、それはとても素晴らしい事です。
楽器などもグランドピアノを購入してあげて、大いに手助けをしてあげてください。
そうじゃなくて、ピアノを習っているんだから、コンクールに参加するしか無い、とコンクールに挑戦させるのであれば、こんな残念な事は無いし、無駄なことは無いし、その事で、心に一生残るようなトラウマが出来ちゃったら、本当に残念でなりません。
だって、本来音楽を奏でるのは、とても素晴らしい事で、一つの自己表現で、トラウマどころか、心の傷を癒してくれたりするものだからです。
競争する事だけに使うものではないと思っているんです。
なので、コンクール参加は、一つの選択肢に過ぎないと考えています。
自分で自分の事が決められる年になって、コンクール挑戦は大いに頑張って欲しいと思っています。
ぴぴピアノ教室でピアノを習う目的
ぴぴピアノ教室では、ピアノを習う事で、その子どもさんが、まずは、生きる力を持てるようにしてあげたいと思っています。
【生きる力】とは、まず、【実益としての選択肢を持てるようにしてあげたい】というのがひとつです。
実益としての選択肢
私が考える、実益としての選択肢とは、まずは、【ピアノを生かした職業に就く】場合の選択肢を増やしてあげたいという事です。
長い期間かかって、コツコツと努力をして身に付けていく習い事の中で、一番長い期間と努力を要するのがピアノだと思っています。
小さい頃から、一人で一生懸命ピアノと向き合って練習するんです。
そんなに簡単な事ではないですよね。
努力の量と継続する力と根気、費やすエネルギーのどれだけ多い事か。
それだけの努力をして培ったものを大いに利用できるようにしてあげたいと思っています。
ピアノを生かした職業に就くとは、私のようなピアノ教室の講師だったり、【学校の先生】【幼稚園の先生】【保育園の先生】【音楽療法士】【ブライダルプレーヤー】等々の職業に就くという事ですね。
演奏家もありますよ。
演奏家と言っても、クラシックだけじゃないですね。
他に、介護施設や病棟などで患者さんなどを相手に、【ピアノの演奏】をしたり、
【ピアノを弾きながら一緒に歌を歌ったり】という事も出来ますね。
【音楽】は、言葉が通じない時でも【音で相手を癒す】事が出来ます。
これらの職業に就こうと思った時に妨げになって、断念せざるを得ない理由は、なんだと思いますか?
なんだろ・・・。
ネコ太郎
ピアノが弾けない事・・・?
おかあさん
そうです!ピアノが弾けない事ですね~
Chizuyo
当たり前のことだけど大切な事ですね~。
おかあさん
子供が大好きで、【子どもと接する職業に就きたい!】と思っているのに、それ以前にピアノが弾けないという事であれば、
①保育士免許を取得する勉強をしながら、一緒にピアノの練習する
②諦める
かの二択しか無くて、厳しい選択になりますよね。
もちろん、免許を取得してから練習するという選択もあるには有ります。
弾けなくても免許取れるの?
はなちゃん
学校では免許取得の過程の中に教育実習と言うのがあって、実習の中ではピアノを弾く事もあるし、学校では、ピアノ演奏の授業や試験も有るから、ちょっと難しいかもね。
時には、教育実習では、ピアノを弾きながら歌う事も有るよ。
だから、やっとなんとか免許を取っても、1曲をたくさん練習してやっと弾けるようになったというレベルでは、苦労が大きいかもね。
Chizuyo
現場に出てから、保育の勉強をしながら、ピアノの練習って、かなり忙しいと思っています。
楽しみとしての選択肢
楽しみとしての選択肢は、楽譜を見てすぐに演奏出来るテクニック・知識を身に付けてあげたいという事です。
例えば、今、ストリートピアノが流行っていますね~。
ご存知ですか?
Twitterなどでもよく流れてきます。
通りに置いてあるピアノで、自分の音楽を奏でるんですね~。
あれって、いいですよね。
時々、違う意味でも物議をかもしたりしていますが、それでも、一つのパフォーマンスです。
絵を書いたり、作品を作って、展示をしたりするのと同様に、一つの自己表現です。
建築家が、自分の設計した家を建てたりするのと一緒ですよね。
料理人が、腕を振るって一つの料理を作ったりするのも一緒。
他に、初見力が身に付けば、パッと見た楽譜をその場で演奏できたりする事で、セッションする事も出来ます。
また、コードを使った演奏では、自分なりにアレンジが出来れば、これまた、楽しみが増えますよね~。
こんな自己表現が【手軽にできるようにしよう】ということの選択肢です。
一番大切な事は
自己表現も合わせて、一番大切な事は、目に見えない生きる力の部分です。
ピアノ演奏が心の癒しになってくれるという事がまず挙げられます。
毎日いろいろな事がありますから、心が疲れたりすることもあるでしょう。
そんな時、一人でピアノの演奏をするってとてもいい事だと思います。
音楽療法
音楽療法という言葉をご存知ですか?
音楽を聞いたり演奏したりする際の生理的・心理的・社会的な効果を応用して、心身の健康の回復、向上をはかる事を目的とする、健康法ないし代替医療 Alternative Medicine あるいは補完医療 Complementary Medicine(いずれも「現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称」と定義され、現代的な意味での医療とは区別される(以下略)
出典: ウィキペディア
様々な方法で音楽を使う事によって、元気になってもらったり、より良い方向に向かう手助けをするものです。
私自身は、音楽療法士ではないので、詳しくご説明はしないのですが、習い始めのレッスンで行う活動が、脳の発達にとても良い影響を与えるという事で、教室でも、以前その事について生徒さんの保護者様とお話した事があります。
ピアノは、指を使って演奏します。
また、目も使いますよね。
そして、もちろん頭も使います。
その事が、とても脳の発達に良い影響を与えるらしいのです。
それで、音楽療法という事が盛んに言われるようになったんですね。
まとめ
誤解があっては困るのですが、コンクール参加が悪いと言っているのではなく、1つだけの目的だけでは無いという事です。
ピアノを習って、コンクールに出るという一本道だけでは有りませんよ、という事ですね。
ピアノを習う事で、たくさんの可能性が持てるという事です。
お子さんに、たくさんの可能性を持たせてあげてくださいね。