教室独自の教材を使う理由は、こんな事

教室教材 思っている事

鹿児島県鹿児島市ぴぴピアノ教室【子どものピアノ教室】いのうえちづよです。

独自の教材って、別にこだわっているわけでもないし、威張っているわけでもないんですよね。

教室独自の教材を使う理由は、こんな事

教本を使うとその教本に順番に載っている事を順番に扱うのが普通です。

でも、例えば優秀な子は飛び級でどんどんで進んでいくというのが、海外の優秀な学校で見る光景です。(日本ではまだまだ難しい事ですが・・)

それと一緒で、ピアノを習い始めの頃に、音楽として必要な事ができる子も確かにいるので、オリジナルの内容でどんどんで進ませていけば、そういう子は、無駄な時間を使わなくて済みますよね。

これは、差別でもなんでもなくて、全部の事を全て扱う事で時間が掛かる事も、私の教室では、時間をかけずに済ませられるという事です。

個人個人、出来る事に差があるのに、同じ教材で進めることに抵抗があるので、独自教材を使っているんです。
これは能力差じゃなくて、それぞれの発達段階ですね。

  • わかっている事は飛ばして進める・或いは確認だけで済ませる
  • わからない事でもすぐに理解が必要無い事は、長い間かけてじっくり理解できるようにする
  • 全ての事を1から扱う

音楽が苦手な子供でも、まずは音楽が大好きになってもらえるように、元々大好きな子は、さらに得意なこととできるように、気をつけています。

 

内容を扱うには理解力に合わせて伝える

「年齢に差」があると「理解力も差がある」からかなり工夫が必要になります。

お兄ちゃんにはわかるけど弟くんにはなかなか伝わらない。
こういう事です。

保護者様には、思い当たる事がおありになるのではないでしょうか。

 

ピアノを始める年代は、兄弟姉妹でも様々ですし、ご家庭でも様々です。

3歳から始める子もいれば、小学校の中学年で始める子もいるし、中学生や高校生になってから始めるお子さんもいます。

始める学年に差があっても、さっと扱っておかないとピアノを弾く事ができない場合がある。

例えば、「包丁の使い方」を教えてから、「大根のいちょうぎりを教える」みたいな感じです。

 

3歳児さんには、いちょうぎりのイチョウがなんたるかから教えますが、高学年の子になると包丁の使い方だけで良い場合が多いですよね。

そういう事です。

なので、どうしても扱わないといけない内容は、その子に合わせて伝えます。

まとめ

上記に書いた内容をするには、本の通りに進める事では、できません。

もちろん、ご希望があれば、きちんと教本を使って伝えますからご心配はいりませんヨ。