リズム感・拍子感を掴むためにピアノを弾かなくてもできる方法があります。

練習方法

こんにちは、いのうえちづよです。

さくらさん
さくらさん

メトロノームを使わずに、拍子感を掴む方法ってないのでしょうか?

リズムや拍子感がわからない時、メトロノームを使う方法がありますよね。
実は、もう一つ道具を使わずに、出来る方法があります。
それは、指揮をしてみることです。

今日はこのことについて書いてみます。

ピアノを弾かなくてもできる!リズム感を育てる方法

リズム感や拍子感については、「上手くできない、難しい」などのお悩みを伺うポイントでもあります。
解消法としてのおすすめは、指揮をしながら、音楽をとらえてみるという事です。

リズム感・拍子感を掴むには“指揮”をしてみよう

まず、指揮をする場合、曲には、2拍子・3拍子・4拍子とありますから、その拍子通りに手を振ります。

指揮の仕方

指揮の仕方

やってみよう!拍子ごとの指揮の振り方

・二拍子

1拍目は、左から右へ
2拍目は、右から左、元の位置へ

・三拍子

1拍目は、真ん中辺りから、左側へ
2拍目は、左側から右側へ
3拍目は、右側から、真ん中、元の位置へ

・四拍子

1拍目は、真ん中の位置で、上下に
2拍目は、そこから、左側へ
3拍目は、左側から右側へ
4拍目は、右側から真ん中、元の位置へ

 

1拍ずつ、たて振りでもいいのですが、拍ごとに場所が決まっている方が、
今○拍目
というのがわかりやすくなります。

指揮棒は使わなくてもいいです。
腕をそのまま、または、人差し指を指揮棒に見立てて降ればいいと思います。

腕を止めないで、振り子のように動かそう

折り返し地点では、腕の動きを止めないようにしましょう。

振り子が左右に揺れるように、折り返し地点で止まらないように気をつけます。

止めるように振るとやっぱり拍が短くなったり長くなったりしてしまうからです。

指揮でも“脱力”が大切

脱力という、ピアノ独特のテクニックがあります。
全体的に力を入れっぱなしではピアノが弾けないので、【脱力】が必要なんですね。

この脱力、指揮をするときにも重要です。手首の力は抜いて、腕を揺らします。

 

まとめ|指揮でリズムを感じると音楽が流れ出す

リズム感や拍感を感じたい時、「指揮をする方法がありますよ」というご紹介でした。

教室でも、おすすめしている方法です。

早速、いろいろな曲に合わせて、指揮をしてみてくださいね。

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