こんにちは。いのうえちづよです。
譜読みは、出来るようになると、曲の仕上がりが早くなるので、お得感がありますよね。
私的には、あまりこだわらなくても、じっくり取り組めば、必ず読めるようになると思っているので、焦る必要はないと思っています。ですが、毎回の譜読みが、本当に苦痛になるのであれば、方法があるので、ご紹介しますね。
はじめに:譜読みが苦手な方へ
譜読みが上手になりたい方へ、是非試してみて欲しい2つの方法があります。
譜読みは焦らなくても必ずできるようになりますが、毎回苦痛に感じるなら、改善策を取り入れてみましょう。
ここでは、楽譜に階名を書くという方法は、しないほうが良いです。
また、次の機会に書きますが、これをしてしまうと、益々、譜読みが苦痛になります。
方法①|譜読み用の教材を別に用意する
短い曲が多く載っている教材を使って「初見奏」を繰り返しましょう。読むことに慣れれば、譜読みのストレスが減ります。
まずは、譜読みをするための教材を、別に用意するという方法についてです。
別に用意する曲集は、
⬇️この記事の中のここの部分におすすめの教材が書いてあります↓
2 次は5音だけのもの
その教本を使って、できれば毎日、難しければ、2・3日に1回弾くぐらいの頻度で、初見奏で、1〜2曲弾く。
鍵盤の押さえ間違いは、気にしないでどんどんすすめるようにしてね。
きちんと弾けるようになるまで、何回も練習する必要はありません。
ただし、なるべく読み間違えないように、ある程度の緊張感を持って弾いてくださいね。
これを続けると、段々と楽譜の音符に慣れてきて、怖くなくなると思います。
音符に慣れてくると、譜読みもだんだん出来るようになります。

絶対に大丈夫だよ!
方法②|コードのアルファベットから音を読む練習をする
コード記号の「アルファベット部分」から音をイメージする練習も、譜読み力を高める近道です。
コード表記の最初の音は、アルファベットで表されています。
下の画像のコード名は、Am(エーマイナー)です。
これのAの部分は、ラの音を表しています。下図⬇️
まずはアルファベットの確認
音符には、それぞれ、ド・レ・ミ・・という名前がついています。
これはイタリア語音名と言って、一般に使われている、音の読み名です。
日本の義務教育の音楽では、階名として扱われているので、馴染みが深いと思います。
日本語での音名は、ハ・二・ホ・・・といいます。

ややこしいにゃん。覚えること、多すぎ〜!

楽譜をコードで弾く時に必要な読み方は、アルファベットです。
これが、順番に当てはめると、ラの音からになります。
(上の「音の読み方」図参照)
C・D・E・F・G・A・B
これ以外のアルファベットは出てこないので、英語が苦手な方にも、覚えやすいですね。
コードの音を覚えると、左手の譜読みも楽になる
コードが読めるようになると、楽譜の左手(ヘ音記号)の譜読みがぐっと楽になります。
以前の記事でも書きましたが、
例えば、Cコードの音は、ド・ミ・ソです。そして、根音(=和音の一番下の音)は、ドです。
楽譜に、Cコードが書いてあったら、左手の音は、ド・ミ・ソを使ってアレンジされた音か、
むしろ、根音のみの場合が多いです。
楽譜に書いてあるコードは、そこに関係のある音で出来ているんですね。
なので、まず、曲の中に書いてあるコードの音を覚えましょう。
すると、ヘ音記号の音がすぐわかるようになるので、いざ譜読みに入った時に、音がわかりやすいという利点があります。
この曲に出てくるコードを覚えて弾くようにすると、譜読みをしようと思った時にも、コードから音がわかりやすくなります。
これが、コード読みから練習を始めるという事ですね。
まとめ:譜読みが苦手な方にこそ、練習の“工夫”を
譜読みが少しでも楽になれば、次の曲へスムーズに進めますよ。コードも初見練習も、楽しみながら続けてみてくださいね。
今日もお読みくださってありがとうございました。
譜読みが苦手でも大丈夫。この記事で紹介した方法は、どれも初心者さんでもすぐに始められます。
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