コードは、全部覚える必要は無し。まずは弾きたい曲に書いてあるコードだけ覚えよう
ぴぴピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】いのうえちづよです。
コードとは、和音記号のことです。
このコードで演奏をする時、まず、全てのコードを覚える必要があるかと言うと、そんな事はありません。
まずは、弾きたい曲の、必要なコードだけ覚えましょう。
今日はこの事について書きます。
まずは弾きたい曲に書いてあるコードだけ覚えよう
ハ長調から始まった曲が、途中で、ト長調になったり、他の調になったりすることを、転調するといいます。
こういう曲の場合は、弾きたい曲のコードの数がちょっと増えますが、全てのコードを、最初から全部覚えていたら、曲を弾く前に疲れてしまうし、楽しさが半減します。
なので、まずは、弾きたい曲に書いてあるコードを弾きながら、覚えましょう。
ピアノの弾き方は、飛ばして行くわけに行きませんが、コードの場合は、最初は、必要なコードだけで大丈夫。
Chizuyo
弾きたい曲の中に出てくるコードだけ、勉強しながら、実際に曲を弾きながら進めたほうが絶対に覚えるし、楽しいから次もまた、覚えよう!という気持ちになれますね。
まずは、はじめる事です!
例えば、童謡の【ぶんぶんぶん】に使われているコードは、
CコードとGコードだけです。
このコードを覚えて、両手でコードを演奏しようと思ったら、この2つのコードのみ。
Cコードは、右手は、ド・ミ・ソで、左手は、ド
Gコードは、右手が、ソ・シ・レで、左手は、ソ
コードを覚えて、メロディは歌えば、1曲仕上がりますね。
それでいいんですか?
やよいさん
はい。少ないけど、ちゃんと2つのコードを覚えることが出来ましたね。
Chizuyo
あまり完璧を求めない
ネット上でも、全部のコードを覚えられないとか、コード進行が・・とか書いてあるのをよく見ます。
テストを受けるわけではないので、最初から、全部覚える必要はありません。
まずは、見切り発進でOK!
数曲扱えば、いつのまにか、複数のコードを覚えていると思います。
覚えられなくても、数個なら、メモしておいて、確認するのも楽ですよね。
がっかりされると、私も悲しくなってしまうので、ちょっとだけ書きます。
いま子どもたちに人気の【鬼滅の刃】に【紅蓮華】という曲があります。
子どもたちに、とっても人気なんです。
この楽譜は、小学校の3年生ぐらいだと、初級の楽譜を使っています。
ここに出てくる左手は、コードの頭のアルファベットが、ずっと並んでいるんですね。
最初の山場の部分、
つ〜よ〜く〜・・・
の部分です。
ここに使われているコードは、
C・Dsus4・Em・Bm7・CM7・D
で、基本形にした時、根音の部分は、シ・ド・レ・ミしかでてきません。
基本形に関する記事はこちらから↓
この部分は、前奏の部分ですから、うたの、最初の部分になると
Em7・D・CM7・D
が数回続きます。
ここでの根音は、シを除いた、ド・レ・ミのみ。
そして、また最初のコードの並びに戻って
C・Dsus4・Em・Bm7・CM7・D
シ・ド・レ・ミですね。
どうしたって〜
のところから、
C・D・Em・Bm7・・が続きます。
という事は、ここでも、シ・ド・レ・ミのみ。
どうです?
同じ場所ばっかりでしょ。
こうしてみると、曲に出てくるコードって、本当に限られたものだけなんですね。
だから、まず好きな曲で取り組んでみると、数個ずつ、覚えていけると思います。
今日のレッスン
コードは、弾く前から、全部覚える必要はありません。
好きな曲で取り組んで、まず、その曲に出てくるコードを覚えましょう。
数曲練習すれば、かなりの数のコードに接する事が出来ると思います。
楽しみながらが、だんだん、覚えられますよ。(*^^*)
曲が弾けると、嬉しいですよね。
今日もお読みくださってありがとうございました。