アルベルティ・バスの説明と活かした演奏方法
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ぴぴオンラインピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】講師 /中学校の音楽の先生→ピアノ講師/ピアノ指導歴20年/姶良市にて常時60人近くの生徒さんとレッスン/令和2年より鹿児島市でオンラインレッスンを展開/趣味は手作り教材作り/主にコード奏の事と演奏のコツ、教室経営に役立つ事を書いています。
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
ド・ソ・ミ・ソの和音って、左手がバタバタしちゃって音が大きくなるんです。
さくらさん
この、ド・ソ・ミ・ソの和音をアルベルティ・バスって言うんです。
アルベルティバスとは、分散和音の事です。
Wikipediaより引用
伴奏の処方の一つで、古典派音楽で多用された。
イタリア後期のバロック音楽の作曲家のドメニコ・アルベルティが愛用したため、この名が付いたが、アルベルティが開発した処方という訳では無い。
今日はこの分散和音の弾き方のコツです。
アルベルティ・バスの説明と活かした演奏方法
分散和音、皆さんがよくご存知の曲はこれでしょうか。
Mozart ピアノソナタハ長調1楽章の冒頭部分より抜粋。

Mozart ハ長調 K545 1楽章より抜粋
そして、ちゅうりっぷなどの童謡の伴奏にも使える優れものです。
ここでは、ハ長調のⅠの和音ですね。
和音、ド・ミ・ソを、分散(=分けて)して弾きます。
分散和音を生かした練習の手順
この分散和音。
主役の右手を引き立てる為の脇役なのに、大きく演奏しがちなんですね。
はなちゃん
Chizuyo
なぜなら、右手の主役メロディより、左手の方に意識が要っちゃうからなんですね。
左手→利き手では無い(弾きにくい)→かえって力が入る→さらに大きくなる
です。
右利きの方は特にそうかもですね。
・練習の手順
- 5・1・3・1の指の動きを、机の上で、左の指に覚え込ませる。
- いざ演奏に入ったら、右手のメロディに意識を向けて、よく聴くようにする。
さくらさん
意識するために、よく聴くと、この事だけで、左手の音が目立たなくなります。
弾けない弾けないと思っていると意識は、どんどん左手へ。
ネコ太郎
結果、左手の分散和音の音を耳がしっかりと捉えようとします。
ネコ太郎
そうなると、左手も大きく演奏する事に協力しますから、
左手=マカセロ!
益々大きな音へ。
ネコ太郎
これが、悪しき【左手が大きくなる~】の図です。
大切なのは、メロディ部分。
Chizuyo
左手の分散和音、演奏のコツ
この事は、もうご存知ですね。
音1つ1つの演奏で、手が波に乗ったように動かないようにする必要がありましたね。
えっと・・
- 手首の高さに気をつける事
- 指の付け根から打鍵する事
- 押さえつけるように弾かない事
かな
さくらさん
Chizuyo
まとめ
アルベルティ・バスの奏法は、すごく良く出てきます。
クラシックにも、J-popにも出てきます。童謡もですね。
なので、この弾き方が出来るようになると、一石二鳥で、どんな演奏にも行かせますから、右手と左手のバランスを考えてみて下さいね。

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