ピアノの先生方へおすすめの幼児さんのレッスン方法
ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。
幼児さんのレッスンて、難しいです。なかなか集中してくれないし、やらせたい事ができないんです。何かいい方法はありませんか?
今日はこのご質問に、答えてみたいと思います。
ピアノの先生方へおすすめの幼児さんのレッスン方法
幼児さんと言っても、様々な年齢のお子さんがいますが、2・3歳児さんとしますね。
幼児の生徒さんに最初からピアノを弾かせようと思わなくても良いです。
ピアノを弾く為には、ただ鍵盤で指を動かすだけが必要な事ではないですね。
幼児さんのレッスン導入
幼児さんのレッスン導入では、まずは、興味関心をこちらに向けてもらう必要があります。
常に、先生を見てなくても意識を向けてもらうためには、
- ・いろいろな話をする
- ・いろいろな道具を使う
- ・いろいろな音を使う
という方法をとっています。
順番に解説してみます。
いろいろな話をする
まずは、いろいろなお話をするです。
生徒さんが教室に入ってきて先生側が、いきなり【レッスンを始めます!】
といっても、よっぽど好きだったり、ピアノを弾くぞ!という意気込みがないと流石にその事に乗ってきてくれるのは無理ですよね。
もちろん優秀な生徒さんもいたりして、または、お母さんがしっかりとお話をしてくれて連れて来てくれる場合もあるでしょう。
ですが、全員そんな事ではないですよね。
そんな事は、当たり前です。
なので、まずは、幼稚園の事だったり、興味関心を持っている事や、前から知っていた事の結果、例えばクリスマス会をすると言っていたとしたら、その会はどうだったのかとか、そういう話をしつつ、意識を自分の方へ(先生側へ)向けるといいと思います。
それで、意識や興味や関心がこちらの方へ向いてきたら、ここで、ピアノに移れる生徒さんもいると思います。
移れるんだったら、そこからレッスンに入っていってください。
導入の話は、だらだらしない方が良いです。
タイミングを見極めたら、さっと移ってくださいね。
いろいろな道具を使う
それでもなかなかだった場合は、次にする事は、さりげなく、さりげな~く道具を使って、言葉は悪いですが更に気持ちを囲い込みます。
例えば、
・鈴を使ってリズムうちをする
こういうリズムを叩けるかな?
・タンバリンの叩き方を問う
これタンバリンって言うんだけど叩けるかな
・カスタネットを見せながら見たことあるか訊く
この楽器見た事があるかな
等々です。
すると、導入として取り組みやすいリズムうちなどのレッスン内容に移って行けます。
もう既に幼稚園に通っていたりする場合、楽器が興味の対象にならない場合が有ります。
こういう時は、私は、手作りの教材を使うんです。
手作りですからお粗末なんですけど、世界に1つしかないものなので、これは興味を引きます。
必ず、こっちに向いてくれますよ。
最後は、音を使う
前に書いた鈴とかタンバリンとかは、よく知っている音なので、ここは思い切って先生がピアノを弾いてください。
曲目は、有名なクラシック!
・・・では無くて、そのお子さんの興味のあるアニメとかの主題曲です。
これは、一種の賭けですが、(^◇^;)これも大成功したら、生徒さんの心をしっかりと掴める方法の1つです。
まとめ
私も教え始めの若い頃は、頭がカチコチで、なんで聞いてくれないんだろうとか、もっと興味があっても良いのになどと勝手な事ばっかり思っていました。
子どもってこんなもんだよな〜と最近は思うようになりましたよ。
ピリピリするより、先生も一緒に楽しんだ方が良いです。
楽しむ事で子ども達も伸びて行きますよ〜
ぜひぜひ、楽しみながらレッスンしてくださいね。