朝ドラの曲に挑戦!した生徒さんのお話
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ぴぴオンラインピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】講師 /中学校の音楽の先生→ピアノ講師/ピアノ指導歴20年/姶良市にて常時60人近くの生徒さんとレッスン/令和2年より鹿児島市でオンラインレッスンを展開/趣味は手作り教材作り/主にコード奏の事と演奏のコツ、教室経営に役立つ事を書いています。
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
今年初めてのレッスンの生徒さんと新しい曲の楽譜を見ました。(*^^*)
今回は、生徒さんの方が【自分で楽譜を探してみたい】という事で、ご自分で探されたものをお持ちくださったのですが、
はなちゃん
Chizuyo
今日は、このレッスンの様子についてです。
朝ドラの曲に挑戦!した生徒さんのお話
実はこの時、いろいろあった中から、【♯4つ=ホ長調】の楽譜を選んじゃったんですね。
もちろん、これが本来のオリジナルの調の楽譜ではあるんです。
ですが、ちょっと演奏が難しいかもと思い、1音だけ上げて、【♭1つ=ヘ長調】の調に移調してみる事にしました。
【♯4つ】の楽譜は、【ミ=ホ】から始まるので、【ホ長調の曲】になります。

この最初の音を1個だけ上にあげると調号が♭1つのヘ長調になるんです。


ちゃんと楽譜にしないと弾くのは難しいですよね。
【楽譜=音】を書き換えずに、調号だけ動かすと

最初の音にフラットが付く調になるので、【フラットがつく=変という漢字が付く】ので、【変ホ長調】になります。
ただ、【書き換える】手間はかかりませんが、【フラットが3つ】になって
はなちゃん
ってなるので、【やっぱり音を1つ上げて、♭1個のヘ長調にした方が弾きやすいよね】って事になりました。
曲は、昨年の朝ドラの曲で、【花束を君に】宇多田ヒカルさんの曲です。
Chizuyo
私は、実は、ドラマも見ていなかったので、若い方の曲だし、リズムが少し手強かったです。
ネコ太郎
生徒さんにとっては、リズムより、調号の数の方が問題でいらしたようで、ついでに【仕組みで、音階】の作り方も勉強して頂きました。
仕組みで音階とは
曲を作っているのは、【音階と言われる音の集まり】です。
それの並び方は、【全音・全音・半音・全音・全音・全音・半音】の音の幅で並んでいます。この音の幅を使うと、【24調全部の調】がさっと作れるという優れものです。
最終的には、2つの楽譜を弾き比べてみたんですけど、やっぱり宇多田ヒカルさんが作った【オリジナルの調の楽譜】を弾いてみたいという事で、楽譜をお預かりして、左手の楽譜の部分を音を減らしたりして、飾りの音や左手の伴奏を簡素化する事にしました。
最初の部分は、ほとんどレッスン中で【初見】で演奏されていたので、早く仕上がりそうです。
こういうテクニックは、ピアノ演奏が楽しめるので、皆さんに出来るようになってもらいたいなあと思います。
Chizuyo
まとめ
レッスンでは、元になる楽譜を購入された後は、難易度に合わせてアレンジする事が度々です。
その方が、難しい曲に何か月も取り組むより楽しめるからです。
もちろん難易度を下げて弾いた後は、元の額に挑戦してもいいと思います。不思議と弾きやすくなったりしますよ~。
う~んと楽しまれて欲しいです。