和音を使って、いろいろなアレンジをしてみよう!
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよで
今日のレッスンでは、アレンジについて扱いました。
その事について書いてみます。
目次
和音を使って、いろいろなアレンジをしてみよう!
アレンジってわかりますか?
料理でも、例えば、カレーを作る時、箱通りの作り方に、チョコを加えたりカレー粉を入れたり(←友達がやっていました)自分流の味に作り変えますよね。
ピアノも一緒で、基本の音をもとに、音を増やしたり、響きを足したりして、自分流に演奏する事をアレンジって言います。
このアレンジを自分流にするには、まずは、元になる音というのがあるんです。
基本は、和音、ハーモニー
もとになるのは、そこで使われている和音です。
例えば、お部屋をリフォームする時って、いろいろな色をめちゃくちゃには使わないですよね。
ココの部屋は、寝室だからブルー系に整えようとか、子供部屋は元気のいい赤をメインにしようとか、考えますよね。
音楽も作られているメインの響きを持つ音というのが決まっています。
これは、音楽の場合は、和音だったり、響き=ハーモニーだったりするんです。
その曲の場所で必要な、音の響きが、綺麗に混ざり合って素敵なハーモニーを奏でるんですね。
なので、【和音】というのは、曲において重要な役割を持つんです。
最初は、1つの音から
アレンジをする時は、最初から難しい事はしなくてもいいです。
まずは、和音を一度に押さえて響きを楽しみます。
この場合は、4つ数える間、ずっとその音を押さえておけばいいです。
例えば、ド、ミ、ソの和音を使います。
1
さくらさん
2・3・4
さくらさん
と数える間、ずっと押さえておきます。
2つ・3つと増やす
次は、最初4つ数える間、押さえっぱなしにしていた音を、2つ数える間にしてみます。
1・2
ネコ太郎
1・2
ネコ太郎
という感じですね。
1・2・3もありますね。
和音の弾き方の中にアルペジオというのがあります。
さて、独学で、鍵盤でいろいろと遊び弾きをしてこられた方は、このただ、4つ押さえる弾き方とか2つとかがも足りなく感じられるみたい。
いきなり、アルぺジオがやりたいとレッスンでおっしゃたんです。
あら、アルペジオをご存知ですか?
それは、素晴らしい!
やってみましょう。
Chizuyo
アルペジオとは
アルペジオは、和音を同時にならす演奏法ではなくて、低い音から1つずつ鳴らす演奏法です。
アルペジオは、元になるのは、やっぱり先に書いた和音になっています。
下の画像を見てください。
この画像は、【テクニック本】の中の【ハ長調のⅠの和音】と言われる音を使った【アルペジオ】の楽譜です。
ココでの和音の音は、よく知られた【ド・ミ・ソ】ですね。
ドが赤、ミが黄色、ソが水色で色を付けてみました。
こうすると、3つの音が繰り返されつつ、音が上がっていくのがわかります。
アルペジオは、広がりのある響きに聴こえるから好評
このアルペジオって、下の音から鳴らすのが一般的です。
どんどん音が上がっていくので、広がりのある響きが楽しめますよね。
演奏者も好んで使うアレンジ法だと思います。
先ほどの4つ伸ばしたまま、とか、2つずつ押さえるなどのアレンジ法より、ちょっと高度に感じるし、かっこいいかもしれません。
このアルペジオ、指遣いを気を付けないといけないので、ちょっと難しいんですね。
指遣いがですよ?
指遣いをしっかりと覚えないとかえって弾きにくいテクニックになっちゃうんですね~。
なので、少し練習に力を入れてくださいね。
まとめ
いきなりアルペジオもいいけど、まずは、響きを味わえる単純な【和音を押さえる】から取り組んでみましょうか。
和音は、簡単には出来ないですよ。
綺麗に響くように抑える必要がありますからね。
今日のレッスンでも、アルペジオをご所望でしたが、まずは、【2拍・2拍の和音を押さえる】から取り組んでみる事にしましたよ。
アルペジオは無理、というわけではなくて、まずは、拍感覚をつかもうという事になったのでした。
今日もお読みくださってありがとうございます。