大人ピアノは表現の魅力がいっぱい。記憶力の低下は、表現することでカバーしましょ。

音楽を聴く女性 弾き方のポイント(初心者)
音楽を聴く女性

ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2014/09/1134636.jpg” name=”やよいさん”]音を覚えて弾くのって難しいですよね。なかなか覚えられなくて・・。[/voicer]

今日は記憶不足を補う、表現方法に関する記事です。

大人ピアノは表現の魅力がいっぱい。記憶力の低下は、表現することでカバーしましょ。

歳とともに、暗譜が難しくなりますよね。

私もそうなんです。

昔は、1・2回弾いたら、だいたい頭に入っていたのに、今は、何回弾いても入らず、一瞬で記憶が消し飛んだりします。

 

暗譜が出来なくなったなあ…

そして忘れるのが早くなった…

 

そこで、嘆いても時間の無駄なので、別の部分を底上げする方法をお伝えします。

音を楽しみましょう。

大人の魅力たっぷりな表現を考える

それは、やっぱり大人のピアノですから、大人の魅力たっぷりの音楽を奏でましょう。

子供の生徒さんは、大きい音と一口で言っても、その基準から伝えないといけないので、どれが大きいのか小さいのか、ということから始まります。

ですが、大人の方は、やはり、人生経験が豊富なので、音の大きさについても、すでに、わかっていることですから、それを生かした表現を考えます。

 

・方法

まず、お家で練習する時は、少しやり過ぎぐらいの表現をしてみてください。

例えば、

✅クレッシェンド(=だんだん大きく)

✅デクレッシェンド(=だんだん小さく)

✅曲のゆらぎ(=少し遅くしたり少し早くしたりする表現)

など大げさに。

[voicer icon=”https://tounpipi24.com/child/wp-content/uploads/2019/05/2019.5.30 猫にゃっはっはっは.jpg” name=”ネコ太郎”]ちょっと、恥ずかしいよね。[/voicer] [voicel icon=”https://tounpipi24.com/wp-content/uploads/2021/06/6ea270c2d0c17f660fedeffc967268bc.jpg” name=”Chizuyo”]誰も見ていないから、大丈夫。安心して、弾いてください。[/voicel]

そこから、少しづつ、曲に合った、例えば、フォルテ(=強く)ピアノ(=弱く)にしていきましょう。

通して弾く必要はありません。
部分練習をおすすめします。

 

演奏している様子って、自分じゃよくわからない場合もありますよね。

どれぐらい、大きくすればいいんだろう・・

このぐらいの曲の遅さでいいかな・・

 

同じフォルテでも、曲ごとに違いますから、それの試行錯誤です。

弾き方がわからなければ、まず思いっきり、だめかもなあ、という方法をしてみて、もとに戻していくと意外ときれいに収まったりするんですよね。

もしわからなければ、録画も出来ますから、どんどん録画もしてみましょう。

自分で見るだけなので、間違いは気にせず、表現の部分だけ、気をつけてみて下さいね。

表現に気をつけると音も覚えやすい

暗譜という事とは、関連がないかもしれませんが、工夫して演奏をしていると、覚えやすいというのもあるんです。

ただ、流し弾きで、覚えようとするのと、あちこち弾き方に気をつけながら、弾くのとでは、覚え安さが変わります。

教室の生徒さんも覚えられなくて・・とお悩みな方が多いです。
レッスンでは、そういう場合は、そこに注意が向かないように気をつけています。

注意点としては、数回の繰り返し練習では、普通は、覚えられないですよね。
なので、そこで、覚えられない・・と落ち込まないで下さいね。

 

まとめ

大人ピアノは、人生経験豊富な大人の方が演奏するピアノです。

ピアノは、覚えることが目的ではありませんから、記憶の部分は、あまり気にしないでいきましょうか。

弾き方に気をつけると、今までより、頭に入りやすいということもありますので、表現するということに変えて、演奏に生かしてみて下さいね。