【和音演奏法】音が離れて出来ている和音でも、手の小ささに関わらず、分けて演奏すれば問題無し。

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ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
私、手が小さくて指が短いので、和音を押さえようと思っても指が届かないんです。
さくらさん
和音演奏のお悩みは、良く伺うことの1つです。
演奏の仕方って、本当にたくさんあるんです。
たくさんたくさん・・・。
私の学生時代にしていた方法を一つご紹介いたしましょう。
音が離れて出来ている和音でも、手の小ささに関わらず、分けて演奏すれば問題無し。
和音とは、2つ以上の音の重なりを表したものです。
左手だけで、指が5本あるので、最高5つの音を鳴らすことができます。
1オクターブが届いても、途中にたくさんの音が入ってくると、押さえ辛くなりますね。
こういう場合は、
- 分けて押さえる
- ばらして押さえる
という方法があります。
分けて押さえる
分けて押さえるというのは、1つの和音を右手と左手で分担して押さえようというものです。
縦に長い和音が合ったとします。

和音
①の和音
1オクターブで、音が8個離れているので、通常、演奏される和音です。
一応なんとか届きますよね。
②の和音は、ちょっと書いてみましたが、
左手で演奏するなんて論外ですよね。ふつーに、届きません。
そこで、一番上の音は、右手に手伝ってもらいましょう。
右手の親指を使いましょう。
③の和音
これも②と一緒で、右手と分担します。
④の和音
もしかしたら届く方がいらっしゃるかもしれませんが、小さい手というテーマなので、右手と分担して下さいね。
両手で分担する時
両手で分担する時は、右手がその場所で、実際に押さえている音を考えながら演奏します。
作曲家の方が、ご自分でピアノを弾く場合は、無謀な楽譜にはならないと思うので、楽譜の音をしっかりとみて下さいね。
また、左手だけで押さえる場合でも、1本の指で、音を2つ押さえる場合もあります。
この方法ももちろんありです。

2つの音を1つの指で押さえる
大学で教わっていた先生から伝授された方法なので、間違いないですよ(*^^*)
ばらして押さえる
ばらして押さえるという方法は、一番下の音を小指で押さえた後、次々に上の音を押さえていくという方法です。
この場合は、ペダルを使って、音を残します。
一番下の音を最後まで押さえておく必要はありませんから、この弾き方をもよく使われる方法の1つです。
子どもの頃は、私の先生もよくこういう方法を考えてくださっていました。
和音を弾く時の注意点はこちらに書きました。↓
まとめ
手の小さいことは本当に悩みに思わず、演奏表現が変えられる!ぐらいに開き直ってください。
私の大学時代の友達は、体も手も小さかったけど、ラベルの水の戯れをそりゃあ素敵に弾いていましたよ。