音楽用語がわからなくても、音の上がり下がりを見て自分なりの表現をする方法があります。

上行形と下行形 練習方法
上行形と下行形

こんにちは。いのうえちづよです。

はなちゃん
はなちゃん

私、表現とかはいいや。だって音符を音にするだけで精一杯だもの。これを繰り返して、止まらずに弾けるように出来たら仕上がりでしょう?

音楽の表現は、そんなに難しいことでは有りません。記号の意味がわからなくても、出来る方法があります

今日は、そんな時におすすめの“自分なりの表現方法”をお伝えしますね。

音楽用語がわからなくてもできる!自分なりの表現のつけ方

楽譜には、「音楽用語」が、書いてありますよね。
この用語を生かして弾く事で、その音楽が「音楽らしく表現できる」という記号です。

楽譜に書いてある様々な音楽用語を生かして演奏する事で、音楽らしくなります。

簡単な強弱記号の付け方についての記事はこちらから↓

 

達成度の基準は人それぞれでいい

私は、達成度の基準というのは人それぞれでいいと思っているので、

  • 音をピアノで鳴らしたら終わり
  • 出来る記号の表現だけで終わり
  • 書かれている記号を全て完璧に表現で終了

と考えられると思っています。他にも基準を持っている方もいらっしゃるでしょう。

もし、上に書いた相談者さんのように、完璧に表現したいんだけど、語句の意味が良くわからなくて、表現できないという方へ、方法が2つあります。

  • 音のまとまり、フレーズを生かしてみる
  • 音の高低で表現してみる

まずは「音のまとまり(フレーズ)」を意識してみよう

フレーズを昨日のツイートで、書いたんです。

教室twitterの画像

教室twitterの画像

 

もう少し詳しく言うと、音楽は文章と一緒で、ぶつぶつ切ると、どんな音楽かわからなくなります。
なので、音のまとまりを切らないように、演奏する必要が有るんですね。

これが、いわゆるフレーズです。

きのうは、やきいもをたべました

これを、意味のないところで切ると、はて?となるので、「意味のあるところで切りましょう」ということですね。

これと同様に、音楽もフレーズを生かして、演奏します。

フレーズを生かした演奏についての記事はこちら↓

音の高さや流れで強弱をつけてみよう

次は、音の高低で表現してみる、です。

楽譜に丁寧に記号まで書いてあるのって、実は、とても少ないです。しっかりした出版社の楽譜には書かれていますが、付録などの楽譜だと省かれていることもありますよね。

そういう場合は、どうするか。

はなちゃん
はなちゃん

つけない〜!

いのうえちづよ
いのうえちづよ
もちろん、それもありだけど、ピアノで音楽を習っているんでしょ。表現に挑戦してみるのも良くない?

音は、楽譜の上の方に行くにつれて、音が高くなりますよね。下に行くにつれて、音が低くなります。

こういう風に音が並んでいたら、どういうふうに弾きますか?⬇️

上行形の音

上行形の音

 

これを同じように弾くのはもったいない。だんだん音が上がっていくのって、高揚感を感じませんか?

はなちゃん
はなちゃん

だんだん、クレッシェンドする・・・。

いのうえちづよ
いのうえちづよ
そうそう、そういう表現が一番に考えられるよね。よくできた!

完璧じゃなくてもOK!表現の目標は人それぞれ

音楽は音のまとまりで出来ていますから、その音を、1個1個、バラバラな音にして、演奏しちゃうともったいないから、自分なりで良いので、表現をつけるということが出来ます。

書いていないほうが、弾きやすかったりするかもしれないですよね。

まとめ|自分なりの表現が“上達への第一歩”

曲の仕上がりは、どんなふうにしたいですか?もし記号の意味がわからなくて、演奏に活かせない場合は、音の変化を生かした表現方法もあります。

音楽を習っているので、表現についても挑戦してみて下さい。
それが、きっと“上達の第一歩”になりますよ。

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