ピアノが弾けるという事は、今や一般教養になりつつある。
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ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。
昔、一般教養として、お茶にお花というのが謳い文句でした。
出来なきゃおかしい、【お嫁に行けな~い】みたいな・・・。
ご存知ですか?ちょっと古くてすみません。(^^;)
これのように、今やピアノが弾けるって一般常識。一般教養。
誰でも、音を鳴らせて当たり前。もちろん男女の区別は全くありません。
今日はこの事について、くっちゃべってみようと思います。
今やピアノは一般教養
ピアノって、弾けて・音を鳴らせて当たり前、アドリブ演奏、どんと来いの時代が来ました。
がっつりできる必要はありません。
理屈がわかって、【なんとなくできる】レベルで十分。これで、十分、楽しめます!
一部の人のものではなくなってきた
たくさんの音楽大学・短大があって、毎年たくさんの卒業生がいます。その方々が、運営するピアノの教室もたくさんあります。
小さい頃からピアノを習いに行けますよね~。
専門的な部分を除けば、小さい子供でもピアノの音を鳴らす事が出来ます。
なので、特別な一部の子どもが習うものではなくなってきました。
【ピアノを弾く】=【出来て当たり前】な常識的なものになってきました。
それぐらい身近なものになってきました。
今までは、【ピアノを習う=コンクールに出る】【ピアノを習う=音大に行く】【ピアノを習う=金がかかるけど身にはならない】という事もないです。
考え方が違うからです。
本来音楽は、みんな好き。
小さい子供が、言葉はわからなくても、大きな声で、音を口ずさんでいます。
ピアノが弾ければ、口で歌っているものをピアノで演奏するという事も出来ます。
大人のピアノとこどものピアノ
さて、子どものピアノは、大人のピアノと違う部分がたくさんあります。
子どもは、【ト音記号】や【ヘ音記号】という記号の名前は知りませんが、小さい頃から習ってきた事を、とてもよく記憶している事が出来ます。
子どもの頃から、少しづつ積み上げてきたものは、その子を裏切らないし、しっかりと弾いた曲は、大人になっても忘れないです。
【リズムを打つ】などという事も1ト2ト・・・などと数えなくても、型で覚えちゃうので、直ぐに叩けるようになります。
ですが、将来どうなるかわからないので、それを見越したレッスンをします。楽譜も少しづつ少しづつ取り組んで、読めるようにします。
子どもだから、これはやらないこれをやるという事はありません。
ぴぴピアノ教室でのレッスン
ぴぴピアノ教室で教えているのは、純粋にピアノを弾くという事です。
ショパンやベートーベンの楽譜で曲の練習をしてもピアノが弾けないのに、ピアノで鍵盤で奏でる事は出来ません。なので、ピアノの弾き方というのはものすごく重要です。
では、ぴぴピアノ教室に通っても、【曲は弾けるようにならないのか?】というとそれは違います。むしろ、小さい頃から、ピアノの弾き方を知っているので、曲の演奏は、自分なりに工夫したり、他人の弾き方をまねて工夫するという事も出来ます。
取り組み曲も多いので、レパートリー曲も増えますし、全ての必要な事が、同じように伸びていきます。
ショパンなどのエチュードはとても速い曲ですが、早く弾けるのは、【練習する事】と早くするためのテクニック・演奏フォームが必要です。これが、ピアノの弾き方です。
勉強していかないといけないのは、楽譜の読み方・音楽の知識など、勉強のように知識の部分として取り組みます。
教室が目指しているもの
ぴぴピアノ教室が目指しているものは、道端においてある楽器で、気軽に自分なりにアレンジしながら、初対面の人とセッション出来るような生徒さんを育てたいという事です。
これが出来ると本当に楽しい。本来音楽ってこういうものだから。
そして、この方法は、職業にした時も十分に役立ちます。
何故なら、これが出来るとパッと見た楽譜からアレンジして演奏出来るから。
専門分野に発展させる事もできる
高校生の子が、私は音大に行く!と決めた時、何が妨げになると思いますか?
次はこの事です。
音大に行けない!
音大にピアノで行くには、【高校から全くの初心者でスタート】では、難しいかもしれないと思います。
でも、そこまでピアノは習ってきている。
でも楽譜の読み方とかまだまだ難しいし、音楽用語がわからない。
ピアノも今までは練習不足だった。
これなら、なんとか間に合います。しっかりと勉強させてください。
ピアノも一生懸命練習させましょう。
取り組まないといけない曲がたくさんあります。譜読みもどんどんさせましょう。
確かにやる事はたくさんありますが、出来ないレベルではありません。
ここでの話は、音大を目指そうと思った場合、です。
ここでもし、初心者だったら・・・
これがもし、初心者だったら、ピアノの弾き方から取り組まないといけないですよね。
これは・・・、私も、流石に・・・生徒さんによっては、無理と言ってしまうかもしれないです。
残念ですが。
ピアノは、せっかくやりたい事が見つかったのに、断念せざるを得ない特殊な習い事だと言えると思います。
ピアノを弾けるようにするには、やっぱり時間がかかるんです。
なので、子どものピアノは、将来の可能性を考えるととにかく早く取り組んでおくことをお勧めしたいんですね。
ピアノを弾けるようにしておく事!これが一番の目的です。
それ以外の場合
例えば、教員免許や保育士免許などの免許取得の場合、大学に入ってから大学によっては初心者用の過程を勉強させてくれるところもあります。
教室でも、何人か生徒さんを受け入れてきました。みんな頑張って、練習してくれてちゃんと弾けるようになっています。
ですが、大学に入って、他の人は別の事に割ける時間を使って、自分はピアノの練習をしないといけないです。
はっきり言って、やっぱり大変です。
小さい頃から別にコンクールにでなくても、発表会などに参加しなくてもゆっくりと少しづつ取り組んできた事は、自分を裏切りません。
なので、ピアノを一般教養として身に付けておくといいよ、と声を大にして言いたいのです。
ピアノって英才教育なの?
ピアノは、英才教育ではないと思っていますが、やっている事は、英才教育でしている事と変わらないと思っています。
ピアノで英才教育!なんて歌っている教室もありますよね。
英才教育を意識しなくても、ピアノを弾くには、【歌をうたう】【指を動かす】などなど、脳をフル活用、指先をいっぱい動かすという活動が不可欠です。
それだけで【英才教育の活動になる】し、音楽の場合は、加えて【情緒】や【表現】という部分にも目を向けます。
もう本当に、【ピアノを習う!】というだけで十分に英才教育になるんです。
昔、【習い事はピアノだけでいい】という事をおしゃっている脳科学者の方もいらっしゃいましたね~。
ここで、この活動を勉強にしちゃうと別物になるので、どうぞ、ご注意を!
どんな教室に通うかは、保護者様次第です。
まとめ
2.3日前に、昔の中学校教員時代の教え子が訪ねてきてくれたんです。実に30年ぶりです。
その子は、私の後を追って、同じ大学に入っていました。今は、家庭の事情で家で教えてはいませんが、今から自分でピアノの教室を開こうと思ったら、多分勉強する事は、教える方法だけだと思います。
一番必要なピアノを弾く事は出来るからですね。
そして自分の子どもたちにも、ピアノを習わせていました。
【癒しで弾いてくれたらいい。そちらに進まなくても、息抜きに弾いていますよ。】と言っていました。
とても嬉しい言葉です。
芸は身を助くで、いざとなれば、役立ってくれるでしょう。
でも、芸にしなくても、楽に初見演奏が出来るまで、出来るようにしておけば、一生モノの財産になってくれます。
ピアノは今や一般教養と言ってもいいと思います。
ピアノが、その生徒さんの一生を明るいもの、楽しめるもの、時には身を助けるものになってくれるといいなあと思っています。