和音をアレンジして弾く弾き方 その1
ぴぴピアノ教室【大人初心者さんのためのピアノ教室】いのうえちづよです。
和音を使ってアレンジする方法って、基本の弾き方やリズムパターンを使うというのはわかったんですけど、どの音を使えばいいのか、いろいろ合って迷います。これだけ弾けばいい!というのって無いですか?
さくらさん
今日は生徒さんから頂いた、こんなご質問にお答えします。
和音をアレンジして弾く弾き方 その1
和音をアレンジして弾く弾き方は、
- 基本の弾き方
- リズムパターンを使う弾き方
という大体2つに分けられます。
基本の弾き方
音符の長さを使う場合のことです。
- 4分の4拍子で、全音符にして弾くなら、4拍押さえっぱなし
- 4分の4拍子で、2分音符なら、2拍押さえっぱなし✕2回
- 4分の4拍子で、8分音符にするなら、8分音符を8個連打
- 4分の3拍子で、付点二分音符なら、3拍押さえっぱなし
という弾き方です。
リズムパターンを使う弾き方
リズムパターンを使う弾き方とは、以下のようなパターンを使って和音を弾くということです。
このリズムに当てはめて、和音の演奏をします。
さてさて、今日はこのパターンを使ってアレンジする時に、
和音の中のどの音を使えばいいのか迷うので、これ!と言うもがあったら知りたい、
というお悩みでした。
おすすめの弾き方は、和音の構成音を全て使ってばらして弾く
基本的に、和音の基本形を使って弾くのが一番わかり易いかと思います。
ポイントは、
- 両手で、和音奏にする場合は、右手は、和音の中のどの音を使っても大丈夫
- 両手和音奏の場合は、左手根音にする
です。
この場合は、音が1つでも立派に演奏になります。
今日の私のおすすめの弾き方は、和音をバラして弾く という弾き方です。
この場合は、右手で、和音内のすべての音を押さえます。
例えば、この和音↓
ハ長調のⅠの和音コード名は、C (シーメジャーコード)です。
これをバラして弾く場合、
まずは、コードが表す根音を左手で弾きます。
左手で、根音を鳴らし
右手で、和音を順番に押さえます。
押さえる順番は、
親指でミ・人差し指でソ・小指でド
この順番で押さえましょう。
コード奏アレンジ ちょっとやってみよう!
C コード (ド・ミ・ソ)
左手 1オクターヴのド・ド
右手 ミ・ソ・ドこれを順番に、下から押さえていくと、素敵な響きに!#コード奏アレンジ pic.twitter.com/HCoO6p4pjs
— ちづよ@ピアノコードを使った大人初心者さん向けのピアノ教室 (@tounpipi) July 30, 2021
最初の小節は、
・左手の根音から始まって、右手は、ミ・ソ・ドと弾く
・左手の根音から始まって、右手は、ソ・ド・ミト弾く
が弾きやすいと思います。
この演奏法だと、4分の4拍子の伴奏が直ぐにできます。
どちらかと言うと、静かな曲の伴奏向けになります。
まとめ
和音の音をリズムパターンを使って、演奏する場合、リズムの感じで、元気の良い和音演奏になったり、静かなバラードっぽい演奏になったりするのですが、今日ご紹介した音の弾き方だと、静かな感じの曲に向くアレンジになると思います。
まずは、この弾き方で、弾いてみてください。