ピアノのレッスンが上手く行かないのは、誰のせい?

ぴぴピアノ教室、いのうえちづよです。
というお悩みについて書いてみます。
まずは、内容を提示しておく
レッスンが進まないのは、教える側からしたらとっても困りますよね。
やっぱり保護者様の事も気になるし、思っている事が出来ないと上達させてあげる事が出来ないですからね。
レッスンをしていると今日はここまで弾けるようにしたいなあ。
ここまでやっておけば、次はこれぐらい練習してくれると思うから、次のレッスンではこのぐらいいけるかも。
この進み具合だと、発表会に間に合うな。
などなど、教える側も目論見がありますからね。
レッスン内容を見える化しておく
何をするのかわからないと、生徒さんもやる事に対して目標が持てないので、ついお喋りしちゃうかもですね。
やる事を目に見える状態で、準備しておくのは良い事だと思います。
先生の態度を改める
これは結構重要かも。
実は、おしゃべりを許しているのは、講師側だったりするんです。
クドクドと文句を言っている事が、生徒さんからすれば、先生もお喋りしているじゃんとなるからです。
クドクドは、不必要。時間の無駄です。
おしゃべりの内容から生徒さんの心理を読み取る
カウンセリングをするわけではありませんが、話の内容から、なぜこの生徒さんは、こうもおしゃべりをするのかわかる事があります。
わかる事は、
①ピアノが出来ない不安を紛らわしている。
②先生に怒られない様に、ピアノのレッスンの話しにならない様にしている。
③出かけてくる時に家の人とトラブルがあった。
④学校生活で、困った事がある。
などです。
①ピアノが出来ない不安を誤魔化している。
②先生に怒られない様に、ピアノのレッスンの話にならない様にしている。
レッスンに来るようになって、まだ日が浅い場合は、先生と信頼関係が築けておらず、こういう事が起こる場合があります。
家での練習がうまくいかず、練習ができていない場合、怒られるかもとか、出来ない事を指摘されるのが嫌だったりするんですね。
なので、お喋りでピアノに持っていかないようにしているという事が有るんですね。
まずは、じっくりとおしゃべりに付き合ってあげて、この先生は、話を聞いてくれる先生、若しくは、信頼できる先生と思ってもらえるようにしましょう。
長い間ではないです。
その間のレッスンは、あまり内容が進まないと思うので、保護者の方へ、少し説明をしておくと安心ですね。
レッスンは、ただやればいいというものではなくて、生徒さん側も積極的にレッスンに関わってくれないと成り立たないものです。
そのためには、お互いに相手を信頼するという事が必要かと思いますね〜。
③の場合は、毎回ではないのだったら、お母さんにラインなどで、今日は何かありましたか?とさりげなく聴いてみてください。
④の場合も、保護者の方がご存知の場合があります。
ですが、この場合は、少し様子を見てから保護者様に訊いてみてください。
この場合は、何か悩みを抱えていた場合、対応が遅れてもいけないし、でも、保護者様にお伝えする事で大ごとになったりする事もあるので、注意が必要だと思います。
わからないからといきなり保護者の方に尋ねると、生徒さんが保護者の方に話しておらず、生徒さんとの仲がこじれたりするので、気をつけて訊ねられてくださいね。
いずれの場合も、まずは、生徒さんとコミュニケーションです。
レッスンの終わりに
これは、目に見える状態で、生徒さん側に出来た事と出来なかった事がわかります。
なぜ、出来なかったかを考えさせてもいいし、なぜ出来なかったかを告げてもいいです。
ただし、やっぱり淡々と一回だけにしましょう。
これは、毎回すると、段々、何をするかがわかってくるので、レッスン最後も必要な事かと思います。
今日のレッスン
おしゃべりする生徒さんの年齢や表情を見る事はすごく大切な事です。
小学校高学年や中高生の場合、低学年の生徒さんでもですが、特に、大きな悩みを抱えていたりする事もあるので、やさしく接してあげてください。
表情がこわばっていたり、目も合わせずおしゃべりをする場合も少し心配な事があったりするので、やっぱり気を付けてくださいね。
それ以外の場合は、ただ楽しくおしゃべりをするだけなら心配はいらないので、ピアノレッスンでも学校の授業といっしょで、黙って活動する時間はとても大切だよと教えてあげてください。
いずれの場合も、やっぱり信頼関係ってすごく大切です。
信頼関係を築きながら、レッスンを進めていってくださいね。
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