【ピアノ教室オンライン化】オンラインのピアノレッスンで表現活動を充実させたい時、教室での3つの対処法
ぴぴピアノ教室【大人初めてピアノ教室】いのうえちづよです。
オンラインレッスンを受けて頂いた後、実際の演奏を聴かせて頂くと、強弱などの表現の演奏が伝わっていないなあと思うことがあります。
今日はこの事で、教室で取っている方法について書きます。
目次
オンラインのピアノレッスンで表現活動を充実させたい時、教室での3つの対処法
オンラインでは、どうしても機械を通した音になってしまうので、いまいち相手側への伝わり方が、うまくいかない時があります。
なので、レッスン後のフォローは必要です。
【対面レッスン】だと曲想については、口で説明しつつ、実際に演奏して、見て・聴いて頂いています。
口だけで説明の場合、生徒さんがよっぽど想像力がないと、実際の演奏のような音を想像するのは至難の技です。
オンラインの場合も一緒で、説明後、音声や動画を送っています。
ただ、オンラインの場合、曲の解説演奏動画を送っても、【P=弱く】などの部分は【単に小さくて聴き取れない】と思って大きくするので済んでしまうようなんですね。
そこで、教室で取っている対処法です。
- ・レッスン中の録画を送って確認して頂く
- ・レッスン中、最初に設定した音量を変えない様にしてもらう
- ・マイク付きイヤホンを使ってもらう
ひとつづつ解説してみますね。
・レッスン中の録画を送って確認して頂く
オンラインレッスンの動画は録画しているので、その動画を送って確認してもらうという方法です。
もう一度見直してもらうと勘違いしていた部分などに気付いてもらえるからです。
レッスンで理解出来なかったり、良く聴き取れなかった場合も復習になりますね。
ただし、レッスンによっては、必要の無い場合もあるので、臨機応変に対応しています。
・レッスン中、最初に設定した音量を変えない様にしてもらう。
音を扱う時だけでも音量を一定にして頂いています。
最初の音を小さく設定してしまうと曲の演奏で、【P=弱く】などが聴き取りにくく感じて、大きくしてしまったりするからです。
マイクつきイヤホンを使ってもらう
イヤホンが苦手な方はいらっしゃいますが、レッスンの場合は、聞き流しで・・・というわけにはいきません。
しっかりと聴き取ってもらうには、イヤホンが必需品になるかと思います。マイク付きがいいです。
楽器の音声を拾えないので。
片耳だけでもいいので、使って頂くと良いかと思います。
物によっては、周囲の雑音をカットしてくれる機能付きの物もあります。とても便利です。
※ 私は、スマホに付属していたイヤホンを使っています。
通話可能な物なので、オンラインレッスンでも使えます。
まとめ
クラシックは元々、曲の音量の幅が大きいです。
コンサートなどでも小さい時は、とても小さくて聴き入ってしまうと身を乗り出したりすることもあります。テレビなどでも大きくして聴かないと小さい部分が聴き取れません。
オンラインのレッスンの場合で曲想を説明する場合は、実際のレッスンでの説明にプラスして、補足説明があると生徒さんに伝わりやすいです。
教室でも、
スマホからPCに変えてくださったり、
ヘッドセットのマイク付きイヤホンでレッスンを受けてくださったり、
音源も直接ではなくて、機器に繋いで発音してくださったりと、
みなさん工夫してくださっています。
工夫するとオンラインレッスンもだんだんと快適になっていくようです。
生徒さんのご協力も、とてもありがたいです。
今日もお読みくださって、ありがとうございました。