コードを使って弾くと楽譜を読めなくてもピアノを演奏する事が出来ます。

ぴぴピアノ教室【大人初心者ピアノ教室】いのうえちづよです。
【コードを使って弾く】とひとくちで言っても、どんな風に弾くんだろう、コードもたくさんの事を覚えないといけないのではないかしら?本当に楽譜が読めなくても大丈夫なのかしら?
と思う方へ、このコードを使って弾く(=コード奏)方法をご紹介します。
目次
コードを使って弾くと楽譜を読めなくてもピアノを演奏する事が出来ます。
コード(=コードネーム)というのは、和音に付けられた記号のことです。
コード奏とは、楽譜上に書いてある、例えば、Cというアルファベットを見て、【あ、これはド・ミ・ソの和音を表しているな】と読み取って、その音を鍵盤上で演奏する方法です。
この方法だと、楽譜を読めなくてもピアノを弾くことが出来ます。
ただし、右手でメロディを弾こうと思う方は、楽譜を読む必要があります。
今日は、このコード演奏の2つの方法を解説します。
ご自分に合ったどちらかの方法を使うと、気軽にピアノ演奏を楽しむことが出来ます。
コードで演奏する方法2つ
・両手ともに、楽譜に書いてある和音記号(=コード)を使って弾く
・右手でメロディを弾きながら、左手で和音で弾く
という方法があります。
両手ともに、楽譜に書いてある和音記号を使って弾く。
和音というのは、2つ以上の音の重なりのことですが、コードネームと呼ばれる和音記号を使う場合は、音が3つ以上出てきます。
それを、両手で弾くのか?というと決してそうではありません。
6つも一度に押さえるなんて、いきなり、最初からは無理ですよね。
こういう場合、まずは
・左手は根音を弾く
・右手は和音の中のいずれかの音を弾く
で、奏でてみましょう。
順番に説明しますね。
・左手は根音を弾く
3つの音が綺麗に並んでいる形を、和音の基本形といいます。
お団子で言うときれいに並んでいる状態です
この基本形の時の、一番下の音を根音(こんおん=根っこ)の音といいます。
この根音を左手は弾きます。
1個弾いてもいいし、同じ音を、上と下で、同時に押さえてもいいです。
こんな感じですね↓
・右手は和音の中のいずれかの音を弾く
例えば、Cコード(ド・ミ・ソ)の和音を演奏する場合、左手は、根音を弾くでしたから、ドの音を弾きます。
右手は、ド・ミ・ソを弾いてもいいし、ド・ミだけ弾いてもいいし、ミ・ソでもいい。
和音の中の音を弾けばいいわけです。
一般に、普通のコード記号は、単独で、Cとか、Fとか、Gとか書いてあるんですけど、
FonG・G/B♭
と書かれている場合があります。
他にもこの書き方は、いろいろな種類があるのですが、とにかくアルファベットが2つ書かれている場合ですね。
こういう場合は、左手の音が指定されています。
FonGの場合は、左手は、G=ソで、右手は、Fコードの中の音を演奏となります。
演奏する音は、和音には含まれていないのですが、こういう場合は、必ず左手は指定された音で弾いてくださいね。
両手で、和音を演奏する場合は、メロディ部分は、ぜひ、歌って下さい。
弾き語りが出来ますね。
ト音記号に書いてあるメロディを右手で弾きながら、左手は、和音記号(=コード)を使って弾く
次は、右手で和音を弾かずにメロディを奏でながら、左手は、和音記号を弾くという方法ですね。
この場合、右手は、言葉の通り、メロディを弾きますから、今度はト音記号の音符を読む必要がありますね。
童謡やJ-popの場合は、声域の範囲でのメロディになりますから、そんなに幅広い音は出てきません。
旋律を弾くわけなので、リズムや指遣いの問題は出てきますが、音的にはそこまで難しくはないと思います。
この場合の、左手の和音は、根音だけでなくてもいいです。
和音の中から、いずれか1つ以上を弾いて下さい。
迷う場合は、【根音だけで、リズムを付けて弾く】をおすすめします。
今日のレッスン
今日は、コード奏をしたいけど、和音を弾く方法やどのように両手で弾くのかわからない、知りたい方向けに書いてみました。
レッスンコースの中にも、譜読みが出来なくても、和音記号を使った演奏を学ぶことが出来るコースがあります。
興味がある方は見てみて下さい。
3.2 ★楽譜に書いてある和音記号を使ってかんたんな伴奏をつけるコツを学ぶコース 全10回
コードを使うと楽譜が読めなくても音楽を奏でられます。
和音の響きを味わうことが出来ますよ。
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