こんにちは。いのうえちづよです。

基礎練習を取り入れないといけないと思っているんだけど、どの本を使えばいいのかわからないし、新しい曲を練習する余裕がないの。曲の練習だけじゃ、基礎練習って出来ないのかな?
今日は、こういう方へ、普段弾いている曲を使った基礎練習の仕方をお伝えしようと思います。
基礎練習は「新しい本」より“今の曲”でOKです
ピアノ曲は、たくさんの基礎テンプレートで出来ています。
私は、いつもこうお伝えしています。
“今弾いている曲の中に、基礎練習に使える素材がたくさんありますよ。”
基礎練習のために、必ずしも新しい本を買う必要はありません。
むしろ“いま取り組んでいる曲から抜き出して練習する”ほうが、
すぐに効果が出て、負担も少ないのです。
曲の中には基礎の要素がたくさん隠れている
ピアノ曲は、さまざまな「基礎テンプレート」の組み合わせでできています。
例えば…
- 音階(スケール)
- 分散和音(アルベルティ・バス)
- 付点リズム
- 似た形の指パターン
- 同じ動きを繰り返すフレーズ
こういう部分は、ほとんどが“基礎”そのもの。
なので、わざわざ基礎練習の本を探さなくても、
“今の曲の中”から見つけて抜き出すだけで、
十分にテクニックが身についていきます。
抜き出して練習する方法(1〜2小節で十分)
練習法はとてもシンプルです。
① 曲の中で「苦手だな」と思う部分を見つける
② その前後の1〜2小節だけ取り出す
③ その部分だけを繰り返し練習する
この“取り出して繰り返す”というひと手間で、
本編の曲がぐっと弾きやすくなります。
例えば、音階⬇️

音階の画像
曲の中で、こんなのを見たことがありますよね。
例えば、アルベルティ・バス
分散和音ともいいますね。⬇️

こういうのも、たくさん出てきますよね。
付点のリズムなんて、数えられないぐらい見ますね。⬇️

付点のリズム画像
基礎練習を強化したい場合は、曲の中から抜粋して練習するという方法があります。曲の中から、抜粋して練習する方法とは、その部分だけを取り出して、練習するということです。
1・2小節ぐらいで十分です。
現在弾いている曲の中で、苦手とする基礎の部分を見つけたら、その部分だけを取り出して繰り返しましょう。
● スムーズに弾けるようになる練習ステップ
抜き出した部分は、次のステップで練習します👇
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片手の譜読みを丁寧にする
-
右手・左手どちらもスラスラ弾けるまで繰り返す
-
両手をゆっくり合わせてみる
-
両手でスムーズに弾けるまで何度か繰り返す
ポイントは、
「短い範囲だけに集中する」 ことです。
短い部分なら繰り返しても疲れにくいし、
効果が出やすく、何より“できる感覚”がつかみやすいのです。
■ 教本を使う基礎練習との違い
もちろん、テクニック本(ハノンなど)を使う方法もあります。
ただ、次のような特徴があります。
● 教本の基礎練習… “テクニックを強化するための練習”
→ まとまった練習時間が必要
● 曲から抜粋する基礎練習… “今の曲を弾きやすくするための練習”
→ 時間がない人でも続けやすい
忙しい大人の方や、
「教本を増やすのは気が重い…」という方には
“曲から取り出す基礎練習”が断然おすすめです。
忙しい人ほど“抜粋練習”は効果的です
「基礎練習をしたいけれど、時間がない…」という方こそ、
この方法がぴったりです。
1〜2小節だけなら、
朝の5分でも、夜の少しの時間でもできます。
そして、その積み重ねが
“普段の曲が驚くほど弾きやすくなる変化”
につながります。
まとめ
基礎練習は、今弾いている曲の中から取り出すだけで十分できます。
-
教本を増やさなくてOK
-
苦手部分をその場で強化できる
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最短距離で上達できる
-
忙しい人でも続けられる
短い部分を丁寧に繰り返すだけで、
演奏がぐっとラクになりますよ。
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